1通のツイートから気になって調べてみた、コネクティッド・ロック「TiNK」

リニューアル準備中です、はい。すみません、かなり時間を食っております。
リニューアルを考えている中で、ちょっと違うコンテンツ・・・新しめのいろんな技術や注目したい技術、サービスを紹介するカテゴリを新設できれば、と考えています。
当面は「コラム」に入れますが記事が溜まってくれば、別でカテゴリ作ります。その最初の記事になるのかな?

さて、どこから書きましょうか・・・
まずは前提となるこれから書きます。

スマートロックって何? (「コネクティッド・ロック」って書いてるけどまずはこれから)

まずは「スマートロック」って何?というところから。

「スマートロック」・・・スマートフォンなどを使用して鍵の開け閉めをする仕組みのことです。
日本で発売されている商品の多くは、既存のサムターンに付けられるタイプです。
サムターンについては下記を参照ください。

サムターンとは【錠前の各部名称】|鍵(かぎ)交換の美和ロック株式会社

スマートロックのメインとなる機能は「スマートフォンを使って施錠・解錠する」です。
スマートフォンがまさに「鍵」になります。
施錠・解錠の仕組みはBluetoothによる通信を使うのが一般的です、というか、それ以外の方法を今のところ知りません。
表に何かしらの端末を置けば、NFCという方法もあるのですが、今のところ、そういう商品は少ない(ほとんどない?)ように思います。
ちなみにBluetoothは「Bluetooth Low Energy(BLE)」という省電力の規格を使っています。

他にも、インターネットを通じて外出先から鍵の開け閉めを行うことができたり、ワンタイムキーを発行することで自分以外の人が鍵を開けることも出来ます。
但し、一般的にスマートロック単体ではインターネットとの通信機能がないため、オプションのWi-Fiキットのようなものを購入する必要があります。

日本で有名な商品としては「QRIO」「Akerun」あたりでしょうか。

気になったツイート / 株式会社tsumugと池澤あやかさん

で、気になったツイートというのはこちら。

「株式会社tsumug」という会社のことはあまり詳しく知らなかったのですが、福岡に本社がある会社なんですね。Fukuoka Growth Nextは1回だけ行ったことあります(笑)。なかなか行く機会がないんですよね。

このツイートをされた「池澤あやか」さんはタレントとソフトウェアエンジニアのダブルワークを実践されている方。Abema TV内のニュース番組「Abema Prime」にも出演されています。
技術にもかなり詳しく、勝手ながら随分前にフォローさせていただいておりました(誰経由でフォローしたんだっけ・・・多分、廣瀬くんかnobiさんだと思うけど・・・)
私も先日手に入れた「ROBOMASTER S1」の組み立て動画などもアップされています。

そして池澤あやかさんはこの「株式会社tsumug」のメンバー(“社員”が表現として正しいか分からなかった・・・)でもあります。

ホテルの空き室をテレワーク用のオフィスにするためにスマートロック・・コネクティッド・ロックを活用

さて、本題です。

「宿泊客減少しているホテルの空き室をテレワーク用のオフィスに」という書き込みに反応したわけですが、ただ文面通りの取り組みであれば、実践しているところは既にあります。
ここに「IoT」の仕組みが入ることが面白いな、と思ったわけです。

株式会社tsumugが提供している「TiNK」は「スマートロック」とは表現していません。
「コネクティッド・ロック」と表現しています。
何が違うのか、というと、「TiNK」は「LTE接続」を前提としたデバイスです。
「スマートロック」はあくまで「スマートフォンとの連携」、「コネクティッド・ロック」はLTE通信でインターネットとダイレクトに「接続(コネクト)」します。
もちろん、LTE通信を使用することが前提になりますので、月額いくらかの費用はかかるでしょう。
ただ、インターネットとダイレクトに接続されることで、「スマートロック」機器単体では提供が難しいような機能を単体で提供することが可能になります。そのメリットの方が大きいと個人的には考えます。

コンピュータやIoTの仕組みを取り入れるメリットは、コスト削減、というのが最も分かりやすく、かつ受け入れられやすいのですが、これからは「より便利に、より簡単に」そして「より安全に」というのも1つのキーになっていく、と考えています。
エンジニア的な視点から言えば、IoTを導入するからといって何でも安全になるわけじゃない、というのが本音ではありますが、現状の仕組みよりも安全性を高めることはIoTを取り入れることで可能なものはいろいろあると考えています。

IoTを使うことでクラッキングなどの懸念はありますが、鍵に限って言えば、通常の物理鍵でもある程度の訓練で開けることは可能です。実際、いらっしゃいますよね、「鍵の110番」とか。

で、今回見たツイート、恐らくこのことではないか、と思います。

福岡地所と協業し、ザ・レジデンシャルスイート・福岡に「TiNK Desk」を開設 法人専有型空間SaaS「TiNK VPO」の販売協力体制も構築

PRTimesにもプレスリリースが掲載(うち、登録してるので写真等々使用できると思う)されているのですが、今回はオフィシャルサイトのリンクを(というか、このプレスリリース、「TiNK Desk」と「TiNK VPO」の両方が紹介されていて分かりづらい・・・)。

今回、私が気になったのは

ホテル「ザ・レジデンシャルスイート・福岡」の客室を活用し、フリーランス・テレワーカー向けのワークスペース「TiNK Desk」を開設

という部分と思います。

で、この「TiNK Desk」開設のところを引用します。

◆TiNK Desk ザ・レジデンシャルスイート・福岡について

ザ・レジデンシャルスイート・福岡は、福岡市内のシーサイドももち地区にあり、周辺にはビジネス施設も多く存在します。周辺に居住・勤務する方だけでなく、出張などで福岡市を訪れる方にもご活用いただきやすいエリアです。ホテルならではの居心地の良さはそのままに、「TiNK Desk」の標準装備である大型モニターや昇降デスク、長時間ワークにも耐えられるワークチェア、各種充電ケーブルを備え、ベッドなどの不要な家具は撤去し、仕事に集中できる空間を15分から時間貸しで提供します。

肝心の利用料金がないですね・・・
(こういうのは「利用してもらってなんぼ」なので、利用を検討するための材料になり得ることは一通り書いて欲しいところ)

※利用方法などなど、調査してるけどそこは本題ではないので割愛します。
 今のところ、トータルで見て情報の出し方や情報へのアクセス具合などはあまり褒められた感じではありません。

これからの時代、より光が当たるサービスになる可能性

さて、このサービスに魅力を感じた理由は、コロナウイルスの影響で、と言ってしまえば今風ですが、この国はインフルエンザの流行もあります。コロナウイルスほどではありませんが、インフルエンザでも毎年亡くなる方がいらっしゃいます。他にも様々な感染症が流行り廃りを繰り返しています。
コロナウイルスに限って言えば、ワクチンが出来てもどれくらい有効なのかまだ分かりません。ということは流行は時々やってくる、と踏んでいた方が今はいいでしょう。
人との接触を極力避ける、と考えると、こういう「リモートで操作することで人の行き来を助ける」デバイスというのは需要が増えるように思います。

また、テレワーク・リモートワークの推進で、東京ではなく、地方に引っ越してリモートで仕事をしよう、と思ってる方も増えている、また、これから一層増えてくる可能性が高いです。
そうなったときに、自宅ではない場所で仕事をしたい、と思っても、東京ほど場所がありません(地方在住なので実感してます)。
カフェで仕事、といっても、テレカンは無理です。
なので、こういったサービスを使った拠点はむしろ地方の方が必要になるのでは、と感じています。

また、上記のような「昼間遊んでるホテルの部屋の有効活用」という意味でも魅力的です。

これから益々増えるであろう空き家対策でもこういうデバイスを使ったサービスは有効に思えます、って福岡で実証実験やってるんですね。

カラオケボックスでも常時、何人もの人を配置できる状態ではないようなところでもこのサービスで部屋の開け閉めくらいは安全に勝手にやってもらうこともできます。鍵の紛失も減るでしょう。楽器の練習スタジオとかどうなんだろう。
(LTE通信だとこういう集中する場所への設置は難しいのかな。Wi-Fi使っても台数に制限はありそう)

こういうシステムが最初から賃貸住宅に付いていてくれると嬉しいな、と。アパマンと提携しているようですが、この辺りではまだ見かけないのかな。
(賃貸住宅の内見で・・・という記事を見ましたが、あまり現実的ではないよなー)

他に思いついてることはいくつかありますが、あんまり書いてもアレなので。

一般家庭向け、と考えても、最近は宅配便などの再配達問題があります。「置き配」のシステムや宅配ボックスとこのサービスを連動する(もっと廉価版である必要はありますが)とか、応用はいろいろと利きそうです。
と思ったのですが、電子鍵システムの個人向けはどこも苦戦している様子・・・・Akerunは撤退したんですかね・・・
「TiNK」に関しても過去にいくつか記事は見付けたのですが、その後、正式リリースの記事は見当たらず。リリースするのかしないのかも見渡す限りハッキリしません(情報の出し方が・・・)。

「TiNK」に関して一通り表に出ている情報をチェックしました。可能性は見えるけど、いろんな意味でもう少し、という印象です。
過去、ベンチャー企業(当時はそういう表現しかなかったけど、今風に言うとベンチャーではなくてスタートアップ企業)に在籍していたので、諸々は理解していますし、まあそうだよね、と思うところもありますが、まずはこまめに情報のアップデートをして欲しいところ。
(一般向けの「TiNK C」って売ってるの?とか)

いわゆる「スマートロック」には可能性があると思っていますが、まだまだ日本では、特に地方では普及しているといえる状況ではありません。
海外の事例を見ていると、手軽にホームセンターなどで販売されている商品が多いようで、日本でもそれくらいにならないと普及は難しいのではないでしょうか。
また、何かしらの「新たな価値観の提供」が出来るかどうか、それが一つのキーになるかと。

ただ、それだけにまだまだ伸びしろは大きいと思われます。
特にこれから建てるマンション、アパートは是非導入して欲しいところ。
この手のデバイスはうちも関係ないわけではないので、もう少しチェックしていきたいと思います。

というか、「TiNK」、実際に一通り見てみたいですね。

TiNK(ティンク)—最高の安全で安心を生み出す未来の鍵

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