久しぶりの書籍レビューです。
最近、文章を書くことの難しさを実感していて、もう少しうまくならないものだろうか、と数冊の本を購入しました。
その中の1冊がとてもよかったのでご紹介します。
この本の正式なタイトルは
「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」
決して新しい本ではありません、といっても1年前に発売された本です。
“Kindle Unlimited”を契約されていれば、そちらでも読めるようです。私はUnlimitedを解約したので、Kindle版を購入しました。
とりあえずこの本は「前書き」を読んで欲しいのです。
その中にとても大切な一言が書いてあります。
そして「書けない」のはなぜか?についても言及しています。
「書けない」の実情は、「遅い」「まとまらない」「伝わらない」のどれか、もしくは3つともです。
本書ではこの3つを克服するために、「大切な一言」を実践する方法が書いてあります。
そして、「良い文章」の定義もしっかりとなされています。
良い文章とは完読される文章である
つまり、本書は「完読される文章の書き方」を教えてくれる本、ということになります。
そのために必要なことは「事前準備」とのこと。
文章を実際に書き出す前の準備についてもかなりのページ数を割いて書かれています。
ここで私が響いた言葉が「プラモデル」。
どういう意味かは本書を読んでみてください。
ちなみに私の文章の書き方は基本的に
・いきなり書き始める
・書きながら前の分との整合性を見つつ、変だったら修正しつつ・・・
・とりあえず最後まで書く
・最後まで書いたら見直し数回
という感じです。
整理が付かないときはパーツをバラバラとノートに書いて、それを見ながらまとめていくこともあります。
この本を読んだことで私の文章がどう変わるのか、書き方が変わるのかが楽しみです。
他にも2冊ほど買ってるので、そちらも読んでみて考えようと思います。
この本、文章を書く人だけではなく、例えば講演をする人などにもお勧めできるのではないか?と思います。