さくらインターネットが今日、2011年9月6日より、かねてから準備をしていた「さくらのクラウド」のβサービスを開始する、と発表しました。また、11月には正式サービスを開始するとの事です。
laaS型クラウド「さくらのクラウド」について | さくらインターネット
「さくらのクラウド」βサービス開始。11月に正式サービスへ
上記サイトを読んだ限りでは非常に期待したいサービスです。
今までのクラウドサービス、例えばAmazon EC2にしてもニフティクラウドにしても、開発用途のレベルで使ってもだいたい安価な専用サーバ程度の月額費用がかかっていました。
その部分が解消されるような価格帯であれば、非常に利用価値が高いサービスになるでしょう。
APIが最初から提供されるのも開発者にとっては魅力でしょう。
「最初から全ての機能をAPIとして提供できるわけではない」ということですが、最終的には決済機能以外の全ての機能をAPIとして提供するつもりのようです。つまり、管理機能・管理画面をオリジナルシステムとして構築することが出来ます。
また、仮想スイッチも提供するとの事。ネットワークの構築に幅があるということは、様々なサーバ構成が検討できるということです。
これも非常に魅力的な機能です。
後はこれらの機能がどの程度の価格帯で提供されるか、ですね。
価格構成も非常に分かりやすく、蓋を開けないと分からない、という形にはしない、と言っています。
「さくらのクラウド」がサービス開始することで、クラウドサービス全体がもっと活性化してくれることを願っています。
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