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Appleとの出会い

私がMacintoshの実物を見たのは20年以上前のこと。
ある行きつけのパソコンショップでMacintosh SEを見せられたのがきっかけだった。当時、この辺りでMacintoshなんて見かけることがなく、PC-98×1シリーズなどの中にチョコンと鎮座しているそのマシンにはかなり衝撃を受けた。
専門学校に入るにあたってパソコンを買うことになり、候補には挙げていたのだが、あまりに高額だったため、断念したところだった。
それから数年後。確か22歳の時にかなり無理をしてMacintoshを購入。発売したばかりのQuadra650を5年ローンで(といっても鍵盤や音楽ソフトなどいろいろ買ったので・・・)。
当時、長崎での唯一の取り扱い店だったCANONゼロワンショップへ行って、店員さんがあまりに詳しくなくてガッカリして、自分で本を買ってかなり調べて選んだ。「買う」と決めてから実際に買うまで半年くらいかかった気がする。
あの時、ショップのスタッフが詳しかったら多分すぐに買っていただろうけど、機種はQuadra650じゃなかったような気もする。
その時は音楽をしたくて選んだのがMacだった。今では既になくなっているが「Vision」というソフトと発売されたばかりのYAMAHAのキーボード、音源とコンプ、リバーブなどを一緒に購入。今ではとてもじゃないけどこの手のものであの金額をローンで組むことは出来ないな、という金額。若かった・・・
その2年後、会社にてDTP部門を立ち上げることになり、私がその立ち上げ担当ということでMacなどを選定した。その時にPowerMacintosh7500などを選定。モニタは当時かなり高かったNANAO、プリンターは沖のPostScriptプリンタ、スキャナはAgfa、ソフトはQuarkExpressにPhotoshop、Illustrator、フォントもモリサワフォント基本5書体、とかなりの金額を投資してもらい、今まで外注に出していた社内の印刷物を全て製作することに。この頃から3年くらいがいちばんMacに触っていた気がする。
それからしばらく仕事の関係でWindowsがメインとなり、自宅のQuadraに触る時間がなくなっていった。
その結果、購入から8年後、ピアノを弾いている友人にQuadraはソフトウェア含めもらわれていった。
それからしばらくはWindowsのみを使っていたが、2007年11月にMacBookがメモリ4GB搭載になったことをきっかけに購入。
どんどんAppleへの依存度が高まっていき、2008年7月11日にiPhone3Gを購入。
その更に2009年6月26日にiPhone3GSを購入。
現在ではMacBookPro(2010 middle)、iPhone3GS、iPad2、MacBookAirを使っている。
正直なところ、Appleの製品と出会ってなければ独立することもなかったかもしれない。
そしてアップルユーザグループに参加させてもらい、AUGMへ参加することもなかっただろうし、いろいろな人と出会うこともなかっただろう。
これからもApple製品は使い続けると思う。
これほど使っていてワクワクする製品はなかなかないから。

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