今年のIT業界総括 / iPhone 3G日本発売を皮切りに、携帯電話周辺が変わるきっかけになった年

これが最後の記事ではないと思いますが、もういい加減年末なので、少々総括的な記事でも挙げておきます。

ハードウェアでいうと、iPhone 3Gの登場がやはり大きかったのではないでしょうか。
iPhone 3Gの登場を皮切りに携帯電話のインターフェイスに大きな変化が生じ始めました。
ソフトウェアとしては目立った動きがなかったように思います。
強いて言えば、やはり仮想化技術の一般活用が非常に進んだ年ではなかったか、と。私も業務で構築に携わることが出来ました。
2693344999_f40f8e0bb0全般的に前年までの技術を推し進めたり、リメイクしたり、という動きがほとんどだったような気がします。
ネットサービスについてはやはりマスコミの煽りを受け、来年以降の法整備が非常に気になる年だったと感じています。
しかし、海外との提携も視野に入れ、法整備を進める、という政府の発表は、他国政府、特にヨーロッパ・アメリカ辺りとは非常に温度差を感じる内容のように受け止めました。この辺りは情報を収集した上でタイミングを見て当ブログでも触れようと思っています。
個人的には昨年に引き続き、模索していた1年だったように思います。
その中でいろいろと勉強もしてきましたが、自分自身、勉強すべき事がたくさんある、という事をひしひしと感じた年でもあります。
自分自身の技術的な進化はもう限界であり、むしろ技術面よりも法律的観点やコンサルティング的な視点を身に付けていく事が最優先事項のように感じました。来年から数年かけて、勉強していきます。
今までは技術寄りで話が進むことが多かったインターネット界隈ですが、来年以降はそこに政治や思想、そして法律が今まで以上に大きく絡んでくることが予想されます。
特に法律を理解せずにネットコンサルなんてやろうものなら痛い目を見てしまう時代になりつつあり、その傾向は来年以降、より一層進むでしょう。
また、今年後半より恐ろしいスピードで不況に突入しました。
インターネットを使った「騙し」のような商売、「情報商材」などもかなりの勢いで増えてくると予想されます。
そういったものに騙されないように、インターネットについて「基礎的な知識」を持つ事が非常に大切になってくるでしょう。
また、来年は「マスコミやインターネットを使った情報操作」も増えてくるかと思います。そのためには得た情報を咀嚼・理解して、どれが正しい情報なのかを選別する能力が今まで以上に重要になります。
そういう部分について何かアクションを起こせれば・・・と考えています。
まだ記事はアップする予定ですが、ひとまずこの文章を年末のご挨拶とさせていただきます。
今年もたくさんの皆さんに読んでいただきましてありがとうございました。
来年は更新のペース・内容ともにもっと充実させていきたいと思っています。
来年も宜しくお願いいたします。

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