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遂にiPhone 3Gの新版発表。「iPhone 3G S」、日本では2009年6月26日発売

高速化した「iPhone 3G S」、6月26日発売──OS 3.0は6月17日配信
毎年、何らかの発表がある開発者向けの年次カンファレンス Worldwide Developer Conference 2009(WWDC 2009)が今年も現地時間6月8日から開催されている。今年はなんだか盛りだくさん。朝起きてニュースサイト見てビックリした。
既にここで発表されることが話題になっていた次期iPhone 3G、予想通り、発表された。その名も「iPhone 3G S」。

iPhone 3G Sのいちばんの特徴として挙げられているのが「動作速度の向上」。
いろいろと数値を上げて説明しているが、全体を見るとだいたい2~3倍程度の速度向上が見られる。恐らくCPUを変更し、メモリを増やしたのではなかろうか。
また、今回はカメラ機能が非常に充実している。といっても、画素数は300万画素、とまだ第一線とは言い難い。
しかし、オートフォーカスをサポートし、露出やホワイトバランスの自動調整、高感度撮影に最短10センチまで寄れるマクロ撮影が可能。しかも動画撮影もサポートした。まあ動画のほうはVGA(640×480)の30fpsなので大騒ぎするようなレベルではないが、そこはiPhoneなので、撮影した動画はYouTubeなどで公開・送信が可能であり、また、静止画撮影・動画撮影機能はいずれもAPI経由でアプリからも利用が出来る。
個人的には電子コンパスを搭載したのはなかなか面白いと感じている。マップ系アプリケーションと併用したり、海の上で使えれば面白いなぁ、と(ソフトバンクなので電波がどうかな・・・・という懸念が)。
iPhone 3Gで問題の一つだったバッテリーの持ち時間も改善されている様子。インターネット利用で約1.5倍長持ちする様子。このあたりは実際に使ってみないと何ともいえないところ。
既にiPhone 3Gを持っている立場としては、買い替えるに至る理由があまり見当たらない、というのが正直なところ。
無理やり理由を作るとして、バッテリーと速度向上?ちと弱いかな。
逆に、今まで何となく躊躇していた人にとってはちょうどいい買い時ではないか?と思う。
引き続き、iPhone OS 3のお話です。
【追記】音声認識機能は日本語対応っぽい。要するに音声コントロールは日本語でもOKとの事。
つまり、声で電話を掛けたり出来るという・・・・これ、個人的にはすごく大きいかも。

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