高速化した「iPhone 3G S」、6月26日発売──OS 3.0は6月17日配信
iPhone OS 3.0については、すでに開発者向けのイベントで大まかな新機能の発表が行われているので、特別目新しい発表はなかったように思う。
個人的にはやはりカット・コピー・ペースト・アンドゥなどの編集に関する機能が充実したこと、メールやSMSなど、標準アプリケーションの一部がようやく横画面をサポートしたことが大きい。また、BluetoothがA2DPをサポートした。せっかくヘッドフォン買ったばかりなのに・・・
Mobile Safariも性能が大きく向上した様子。JavaScriptの実行速度が3倍になり、HTTPストリーミングビデオ・オーディオにも対応。ユーザ名とパスワードはオートフィルにも対応したため、毎回ID/パスワードを入力する手間が省ける。また、HTML5にも対応したとの事。Flash対応も近いかもしれない。
iPhone 3G Sの登場よりもiPhone OS 3.0の方が個人的にはかなり大きな発表と感じている。
ひとまず、今回はiPhone 3G Sを見送って、次なる進化へ備えようと(今のところ)思っている。