話題のWorld Card Mobileを使ってみた

本当に最近はバタバタでブログ更新する暇もありません。
そんな中、これから人事異動などで名刺の入れ替えが発生することもあり、以前から気になっていたiPhoneアプリを購入しました。
「WorldCard Mobile」
WorldCard Mobile - 名刺認識管理
iPhoneで撮影した名刺の写真から文字情報を抜き出し、テキスト化。それをそのままアドレスブックへ転送してくれます。
いわゆるOCR機能というヤツです。
iPhone3GSとはいえ、内蔵のカメラで撮影した名刺のデータでどこまで文字を再現してくれるのか、非常に不安でした。
しかも価格が他のアプリと比較しても随分高い2,300円。
とりあえず10枚程度の名刺を読み込んでみました。
結果、手直しをした名刺は、撮影時に少しぶれてしまった3枚のみ。
しかも手直しをした箇所は全部で6ヶ所。いずれも、元々掲載されている文字が小さいものでした。
正直、この認識率には驚きです。
実際の手順も簡単でした。
アプリを起動。

カメラで撮影する場合は[Camera]ボタンを、既に撮影した名刺データを使う場合は[Photos]をタップします。
[Camera]ボタンをタップすると、お馴染みの写真撮影画面になりますので、取り込みたい名刺を撮影します。
[Photos]ボタンをタップすると、iPhone内の写真ライブラリ画面になりますので、認識させたい名刺データを選択します。
撮影、もしくは選択したら、下記画面になります。

(名刺そのものはぼかしてあります)
画面下の「90°」ボタンをタップすると右へ90度回転します。これで天地を合わせます。
画面右上の青い「認識」ボタンをタップすると文字認識が始まります。
文字認識終了までは時間にして3秒程度です。
文字認識が終了したら下記画面になります。

(文字はぼかしてあります)
最下行には撮影もしくは読み込んだ名刺画像の中で、選択している項目に対応している画像部分が表示されています。
名刺が手元になくても、ここを見ながら修正が可能です。
この画面で足りない項目を追加したり、いらない項目を削除したりが可能です。
修正などが完了したら、画面右上の青い「エクスポート」ボタンをタップして下さい。iPhoneのアドレスブックへ文字データを保存します。
後はここから先、どうやって管理するか?ですね。
現在、BizCardsというiPhoneアプリを入れていて、これを使おうと思っているのですが、「WorldCard Mobile」と連携している「WorldCard Contacts」もよさそうです。
MacBookとも連携させたいので、もう少し頭を悩ませましょう。
正直、今まで名刺の管理方法には頭を悩ませてきました。
会社でのみ見るわけではなく、出先で急に「あの人の連絡先は・・・」ということもあり、何とか使い勝手のよい管理方法はないかとずっと考えていました。
かといって、決してマメな人ではない(爆)ので、パソコンに専用スキャナを繋いで管理するという方法も試したりしたのですが、なかなか・・・。今の名刺スキャナはかなり性能がよく、複数枚読み込みも出来るようですが、私が試した当時は1枚ずつしか読み込めなかった上に誤認識も多く、入力するのとあまり変わらない手間がかかった、というのも手に付かなかった原因でしょう。
その点、「WorldCard Mobile」は、とりあえずiPhone3GSで名刺の写真を撮ってしまえば、後は勝手に文字データ化してくれます。
しかもOCRの認識能力がかなり高く、少量の修正で済みます。パーフェクトを求める人にはどうか分かりませんが、この程度認識してくれれば、あまり問題なく使えます。
そのままアドレスブックへ放り込めるのもある意味では非常に理想的です。
と、個人的には2,300円という高額商品にも関わらず、非常に満足度が高い「WorldCard Mobile」
名刺管理に悩んでる方、一度お試しあれ。
「WorldCard Mobile」WorldCard Mobile - 名刺認識管理

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