プロジェクト開始から11年という長い時間を経て、OpenSSLの正式バージョンである1.0がリリースされました。
OpenSSL Project
OpenSSLはSSLeayをベースにしSSL/TLSを実装するための暗号化ライブラリ群で、Apacheライセンスにて公開されています。
ApacheなどのWebサーバと連携し、ブラウザとサーバと暗号化通信を行う、という機能が有名でしょうか。
バージョン1.0では、PVKファイルおよびキーブロブ、Cryptographic Message Syntax(CMS)をサポートしています。
また、デフォルトキーフォーマットはPKCS#8に変更されました。PKCS#7やCMSの実装が強化されております。
他にもRFC 3161に規定されているタイムスタンプのサポートなど、数多くの機能が追加されています。
まだ当方サーバには導入しておりませんが、早めに導入したほうがよさそうですね。とりあえずRPMパッケージ、いつ公開されるのかな。
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