今日、突然発生したトラブル。
LinkStation(LS-WX2.0TL/R1)にMacからアクセス出来なくなっていた。
というか、Lionにしてから一度もNASへ接続してなかったので、まあLionにしたのが原因だろうことは察しが付いていたのでさほど慌てず。
そうでなくても、TimeMachineはAFP3.3への対応が必要ということが分かっていたので、まあ似たような原因だろうな、と思って、Buffaloのサイトでファームをゲットし、アップデート。
幸い、TimeMachineのサポートも既に入っていた(使ってないけど)。
とりあえず無事にアクセス出来るようになった。
さて、何でTimeMachineならまだしも、通常のファイルアクセスまで出来なくなったのか?というと。
どうやら認証方法としてDHX2認証のサポートが必須になった様子。
なので、ゲストでのログインは問題ない(はず)。「認証あり」の場合のみ接続できなくなっていたよう。
かといって、古いNASを諦めるのもちょっと悔しいので、Lionの設定を変更することで接続が可能になる方法を探してみました。
まず、ターミナルを起動します。
なお、事前に必ずrootでログイン出来るように設定しておいてください。
次にPreferencesフォルダのパーミッションを書き込み可に変更します。
[bash]sudo chmod o+w /Library/Preferences[/bash]
com.apple.AppleShareClient.plistに設定を書き込みます。
[bash]sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.AppleShareClient afp_disabled_uams -array "Cleartxt Passwrd" "MS2.0" "2-Way Randnum exchange"
#表示されているよりも長いコマンドです。右へスクロールさせてください。
[/bash]
Preferencesフォルダのパーミッションを元に戻し、Macを再起動します。
[bash]sudo chmod o-w /Library/Preferences[/bash]
もし、何らかの事情で設定を無効にしたければ、同様にPreferencesフォルダのパーミッションを変更した後、下記を実行します。
[bash]sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.AppleShareClient afp_disabled_uams -array-add "DHCAST128"
#表示されているよりも長いコマンドです。右へスクロールさせてください。
[/bash]
ちなみに、ここで使われている”defaults”コマンドはplistへ設定を書き込むためのコマンド。XcodeについているProperty List Editorでも設定を追加することは出来ると思われる。
[tmkm-amazon]4861001242[/tmkm-amazon]