いろいろ方針にぶれがあるのが「Software Design」のPDF版です。
一度は通常刊行誌の付録で1年分付いたりしたのですが、最近はどうやら「販売」という点に落ち着いたようで。
とりあえずこの手のは買ってしまいます、特に今回は欲しかったんです。
実は以前発売された「Software Design 総集編 【2000~2009】」も持っています。
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更にこの後、付録で付いていた2010年分のPDFファイルもあります。
定期購読しているから当たり前です。
改めて買うにしても2011〜2012年のデータが改めて付いてくるだけなのです。
が、それでも今回は買う価値がある、と言いたい。
その理由は「1冊1ファイルになっている」から。
実は今までは特集や記事毎にPDFファイルが分かれていて、1冊が10ファイルほどの分割されたPDFファイルになっていました。
これをiPadなどに転送しても読むのが大変・・・・
なので、わざわざPDF結合ソフトを購入し、それで結合していたのですが、それも非常に面倒で2009年と2000年分くらいしか結合していませんでした。
後はMac上で必要な記事を検索して読む、という・・・まあそれはそれで便利だったのですが。
それが1冊1ファイルになったということなので、これだったら・・・と思い、早速iPadに全て転送・・・
全部で4GB程度ですのでそれほど容量も使いません。
2001年とか懐かしいですね・・・「GNOME全解剖」とか「NetBSDにおまかせ!」とか、特集のタイトル見てるだけで自分がやってきたことを追うことが出来ます。
Sambaは2.2がリリースされたところなんですね。
iPadに転送して気になる点が一つ。
色が変なページがあります。
例えば、2010年1月号の表紙。Amazonに掲載されているのはこんな色です。Macで閲覧してもこちらの色です。
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が、技術評論社のページを見ると・・・
こちらのロゴなどの色がiPadの色と近いです。
これ、以前「デジタルカメラマガジン」でも起きていた現象に非常に近いような気がするのですが。
「デジタルカメラマガジン」と違って、さほど支障はないので構わないと言えば構わないのですが、技術系の出版社であれば、修正しておいた方がいいような気もします。
(ちなみに「デジタルカメラマガジン」は色を修正したバージョンを購入者に配布して下さいました)
色のことはさほど支障がないので置いといて。
約12年分の本がiPad上に並ぶ様は圧巻です。
本を引っ張り出さなくても、クリックしてすぐに閲覧。
記事を探す時もファイル単位で検索できる・・・これは便利。
意外と昔の情報が役立つのがサーバ業界の特長でもあります。古いことから学ぶことは非常に多い、そんな業界です。
「そんな古い情報いらないよ」などと言わず、エンジニアは1冊持っておいて損はしません。
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