さて、この季節になりましたね。
Mac上でWindowsを気持ちよく動かすための仮想環境ソフトウェア、「Parallels Desktop」と「VMware Fusion」がそれぞれバージョンアップしました。
Parallelsは「Parallels Desktop 9 for Mac」、VMwareは「VMWare Fusion 6」です。
それぞれのサイトから機能強化点を見てみます。
Parallels Desktop 9 for Mac
詳細はこちらから。
クラウド サービスへの対応
iCloud、Dropbox、Google Drive、SkyDriveなどとの同期が簡単に取れ、Mac、Windows仮想マシン間でファイルをローカルに重複して保存する必要がなくなります。
これ、独自機能なんですかね?
そもそもDropboxなんかは、Dropboxフォルダ内は同期しますからね。
どういう仕組みなのか知りたいです。
Windows 8およびWindows 8.1へのサポートを拡張
[スタート] メニューの搭載や、メトロ アプリをフルスクリーンではなく単独のウィンドウとして開きます。
セキュリティ センター
1つの画面でセキュリティ ソフトウェアのインストール状況を一元管理できます。
仮想マシンウィザードの機能拡張
新規に仮想マシンをセットアップする際、コンピュータがDVDドライブを搭載していない場合でも容易にセットアップが可能です。
Power Nap機能をサポート
Retina対応のMacBook Pro または MacBook Airで、 Power Nap機能をWindowsやWindowsアプリケーションにも適用し、Windowsアプリケーションを常に最新状態に保ちます。
これはかなり便利かも知れませんね。
Windowsアップデート、かなり時間が掛かりますから、マシンを使ってない時にそれを勝手にやってくれるのはありがたいです。
MacでのジェスチャーをWindowsアプリで使用可能に
ジェスチャーを使った辞書検索が、Windowsアプリケーションでも使えます。
インターフェイスの統一化はどんどん進めて欲しいです。
ThunderboltとFireWireストレージデバイスをサポート
定期的なバックアップに高速ストレージが使え、Windows仮想マシンに直接接続できます。
Windows仮想マシンから使えるPDFプリンターを搭載
PDFファイル出力機能がないWindowsアプリケーションからも、Macのデスクトップ上にPDFファイルとして出力結果が保存できます。
これは地味に便利でしょうね。
スティッキー マルチモニター セットアップ
Windowsをフルスクリーン モードで外部モニターに接続した場合、セッティング状態を記憶し、Windows仮想マシンが再接続された時にフルスクリーン状態から使い始められます。
これも便利かと思います。というか、モニタ2台繋いだ時の挙動がMavericksで変わるようですので、それへの対応とも言えるかも知れませんね。
カスタム キーボード
編集可能なキーボード ショートカットでWindows利用時の使いやすさをカスタマイズ可能です。
これがいちばん欲しかったかも!!これあると随分使いやすくなりそうです。
LinuxでGuestユーザー使用時におけるMac OSとの親和性を強化
これがどういう使い勝手になるか分かりませんが・・・
VMWare Fusion 6
こちらも詳細はこちらから。
OS X Mavericks および Windows 8.1 に対応
Mavericksでは複数ディスプレイがサポートされているため、Macに接続したすべてのディスプレイを活用可能です。
AirPlayを使用して、HDTV上で Windows環境を表示できます。
Mavericks の音声認識機能を Mac上の Windowsアプリケーションで使用できます
Metroアプリケーションを Macアプリケーションと同時に実行できます。
MacのLaunchpadやアプリケーションフォルダにMetroアプリケーションを表示したり、DockにMetroアプリケーションを格納してユニティモードで利用できます。
Haswellプロセッサに対応
Thunderboltポート/HDMIポートに対応
う〜ん・・・VMWareは情報が少ないですね。それ程拡張されてない?
さて、ちょっとどっちを使おうか悩み中です。
VMWareにすると、今回は新規購入になります(現在持っているのが3なのでアップデート対象外です)。
その代わり、現在使用しているマシン全て1ライセンスでインストール可能です。
Parallelsは7/8合わせて3本手元にあるので、全てアップデートすれば、全部を最新環境に出来るのですが・・・まあ結構かかりますよね。
現実問題として、RetinaとAir両方に仮想環境が入ればもう少し使い勝手も変わるのですが・・・LinuxをParallelsで立ち上げておいて、サイトの閲覧や試験環境にしてしまう、とかね。
そうなると、ライセンスが少なくて済むVMWareは魅力的なのです。Parallelsはメモリの喰い方が変だしね・・・不安定になるしね。
この辺りでVMWareへの乗り換えを検討中です、はい。
VMWare Fusionはこちらから購入可能です。
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