Webやスマートフォンアプリのデザインはフラットデザインが中心となってきました。
しかし、このフラットデザイン、いろいろなところで見かけるようになりましたが、いったい何がフラットデザインか、なぜ今、フラットデザインなのか、分かりにくいのも事実です。
そこでこの本、「フラットデザインの基本ルール」です。
[tmkm-amazon]4844335057[/tmkm-amazon]
なぜ、フラットデザインなのか、を中心に書かれた、何というか、基礎知識を固めるための本、といった感じです。
どちらかといえば副題になっている「Webクリエイティブ＆アプリの新しい考え方」の方が内容に合っているでしょう。
基本的なフラットデザインの考え方と、ここに至るまでのデザインの流れを様々な事例、時には歴史的資料や絵画を交えながら説明しています。
ですので、いわゆるWebデザインやインターフェイスデザインのための本、というよりは、大きな括りでのデザイン本という印象です。
ページ数もさほど多くなく、事例も多いのでサックリ読むことが出来ます。が、何度も読んで理解を深めていくのが大事でしょう。
流行だからといってフラットデザインを取り入れるのではなく、闇雲に「引き算のデザイン」をするわけでもなく、論理的にデザインを考えるきっかけになる1冊です。
あまり書くとアレなので、短めに。
Kindle版もあるので、まずは手軽に買ってみてはどうでしょうか？
[tmkm-amazon]B00GZBH3WG[/tmkm-amazon]
