SEO対策、やってますか?
一般企業であれば「業者に任せています」「そんなものしていません」という答えのどちらかだと思います。
たまに「自分でやってます」と言う人もいますが、内容を聞いてみると非常に的外れというか、むしろブラックに近いことをやってたり。
そんな皆さんに一度は読んで欲しいのがこの本です。
ちなみに私が制作させていただいているサイトは基本的に「SEO対策」はやっていません。というと非常に語弊があるのですが・・・。
いわゆる、一部の電話営業をしてくるSEO対策業者がやっているような「検索エンジン対策」はやっていません。
「検索エンジンの変化に影響されにくい」施策のみ行っています。
そうでないと、検索エンジンの変化に振り回されることになります。そうなると都度対応が必要になりますので、かけるコストと結果のバランスが取れなくなってしまい、結果としてクライアントのためにならない、ということになりかねません(それでもやれと言われればやりますが、うちのクライアントだと結果が出る前に予算が尽きるケースがほとんどです)。
この本では、そのような「検索エンジンの変化に影響されにくいSEO対策」について、かなり踏み込んで説明されています。
現段階では、そしてこれからしばらくは、この本がSEO対策のスタンダード本といっても過言ではないでしょう。
SEOの基本的な考え方が理解できる
この本の序章で、SEOの基本的な考え方が理解出来ます。
何のためにSEOが必要なのか、検索エンジンはどのような仕組みで動いているのか、SEOを考える上で何が必要なのか、を系統立てて身につけることが出来ます。
価格: ¥ 1,706 著者: 安川 洋,江沢 真紀,村山 佑介
出版社: インプレスジャパン
発行日: 2014-02-17
ASINコード: 4844335359
どういう考え方でWebサイトを作るべきかの基本が学べる
もちろんSEO対策を行う、という観点からではありますが、Webサイトを構築する(発注する)際、どういう考え方で作ればいいのか、ということの基本が学べます。
その上で検索キーワードの選定やサイト構成を考えていく、という流れを分かりやすく説明しています。
内部・外部・ソーシャルなど、様々な側面から施すべき対策を解説
今のSEOは様々な要因が複雑に絡み合っていて、バランス良く対策を施していかないと期待する結果が出ないことが多い印象です。
そういった様々な側面から施すべき対策を解説しています。
もちろん、これから必ず考えておかなければいけないスマートフォンに関する施策についても解説されています。
古い知識を新しくアップデートするためにも、これから改めて勉強するためにも
私のような昔からSEO対策を勉強し、実践している人は、この本で知識のアップデートを行うことが出来るかと思います。
理解していたつもりで理解出来てなかったことや、既に古い知識になっていることなど、本当に勉強になりました。
非常にやさしい言葉で書かれていて、一つ一つの節が2〜3ページでまとめられているので、大変読みやすいと感じました。
これであればこれから勉強する人にも分かりやすいと思います。
「SEO」という観点で読むのもいいですが、これからWebコンテンツに何らかの関わりを持っていく人、つまりサイト制作者だけではなく、サイトを持つ人全てに読んで欲しい、そんな一冊です。
Kindle本もあります。
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