今、日本に限らず、世界的に見てもWeb業界では猫も杓子も「WordPress」です。私もご多分に漏れずWordPressを使っています。
しかし、ここまで広がるともちろんですが、メインの攻撃対象として扱われ、防御に追われてしまうことも・・・・
また、「企業サイト」と考えた時、やはり今でも作りにくい、というか、テーマをゼロから作ると大変だったりします。
何となく、私の勘ですが、そろそろ「WordPressの次」を探しておかなければいけないような気がしています。
そうなると何がそこに来るのか?ということになるのですが、私の中では一つ心当たりがあります。
concrete5
昔は「concrete」という名前だったと思いますが、今は”5″が付いています。
実はこれ、随分昔から(独立する前なので、5年くらい前から)目を付けていて、その頃はちょっと触ったりもしていたのですが、当時はコンセプトは素晴らしいけど、実際はまだまだな印象で、ちょっと放置していました。
それから情報だけは得るようにして「結構いいんじゃない?」と思っていたのですが、ここに来て急激に「来るかも」感が強くなってきました。
私が考える、concrete5の最も大きな特徴
私が考えているconcrete5の大きな特徴は「直感的かつ自由度の高いインターフェイス」です。
WordPressの場合、編集作業は専用の管理画面で行います。そこには実際のサイトイメージはなく、入力専用の画面に文字を入力したり写真を当て込んだりしていきます。
concrete5の場合は実際のサイトイメージ上で編集作業が可能です。
詳しくは下記をご覧下さい。オフィシャルの紹介動画です。
日本でもコミュニティがしっかりとバックアップ
もう一つの特徴は、日本でもコミュニティがかなりしっかりとしている、ということでしょうか。
WordPressとの大きな違いの一つでもあるのですが、concrete5の場合、「法人」がきちんとバックアップしています。
また、関連のイベント情報もしっかりと集約されていたり、「週刊concrete5」というUStream番組を放送していたり、とバックアップ体制がしっかりとしています。
もちろんオープンソース
もちろん concrete5 もオープンソースで提供されています。MIT Licenseです。
ロゴも含め、ライセンスについても日本語オフィシャルに詳しく書いています。
公式ガイドブックがリリース
これも結構大きいかと思います。
公式のガイドブックがリリースされています。
[tmkm-amazon]4839943842[/tmkm-amazon]
こちらは紙版です。
電子書籍版は2種類
固定レイアウト版
[tmkm-amazon]B00IE7EXQ8[/tmkm-amazon]
リフロー版は(恐らく)端末のサイズなどで文字位置やサイズが変わるのではないでしょうか。
[tmkm-amazon]B00IJLLJNY[/tmkm-amazon]
電子書籍版が2種類というのも非常に珍しく、力が入っていることが分かりますし、ユーザビリティを大切にしていることも理解出来ます。
ソフトウェア開発の姿勢がこういうところにも反映されている、と言ってもいいでしょう。
というわけで、注目のCMS「concrete5」、私もちょっと使ってみます。その辺りのレビューはまたそのうち。
[tmkm-amazon]4797369469[/tmkm-amazon]