まだガラケーって売ってるんですね・・・
数年前に「もうなくなるよ」と聞いたので、父のガラケーを機種変したのですが、結局は慣れなくて・・・
「ガラケーってもうないよねー、らくらくホンはちょっとねー」と思って探したら、ありました。
まだ扱ってるんですね、これはありがたいわ・・・
というわけで、年配のご家族を持つ方の参考になれば、と思っての記事です。
数年前、父の方から「最近、携帯の調子が悪いんだが、もうスマホにしないとダメだよな」と相談がありました。
いろいろと探してみたけど、当時は「ガラケーはいつなくなるか分からない」みたいな記事もあり、時代の流れを考えてもスマホだよなー、と私も思ったので、とりあえず自分が使っている iPhone を父に使ってもらい、自分のを買い換えました。
うちの両親はこの辺りはなぜか母の方が積極的に使いこなしていて、 10年くらい前から iPad を、7〜8年前からiPhoneを使っています。
その使いっぷりは子どもである私も感心するほどで、料理のレシピを検索したり、父が病気になったときは病気のことから食事のことまで見事に調べて実践していました。
なので、父にも一通り使い方を教えておけば、母に聞けば分かるだろうな、と思ってました。
が、まあ昭和のいわゆる頑固な世代、母に教えてもらうのはどうもプライドが許さないらしく、iPhoneにも慣れきれずに「動かん」「ダメだ、こいつは」「使えん」と・・・・
どこかに習いに行ってくれればいいのですが、誰かに何かを習うのがとにかくイヤな人、子どもに何か聞くのもイヤな人なので、まあ習わない習わない。
このままでは外出しても電話が出来ない、という状況になってしまう。
そこで次に目を付けたのは「ガラホ」でした。
ガラケーのスマホ版、「mode 1 Retro II」です。

https://mode1.jp/home/products/md06p
結構デザインとか可愛いんですよね。
これ、IIJmioで格安で売ってたので「まあ安いし、試しで」くらいの感じで買いました。
設定してみると、表示モードがシンプルモードと通常モードというのがあり、シンプルモードだと本当にシンプルな画面構成で「簡易らくらくホン」みたいになります。
画面はタッチパネル方式で、ボタンでも操作可能。
SIMについては eSIM未対応ではあるけど、2枚挿し可能。
かなり至れり尽くせりな機能です。
困った点は、通話した後、ガラケーなら「閉じれば切れる」んですが、これ「閉じても切れないことがある」んです・・・それで2度ほどビックリするくらいの通話料が請求されました(泣)。
以降、「カケホーダイ」契約に変更しましたよ・・・
と、個人的には非常に使いやすいと思ったのですが、やはり80歳を過ぎた人にはこれでも難しかったようで、「使えん」「電話が取れん」「電話帳が分からん」とまあ散々な言われよう・・・・
で、結局「ガラケーはないのかー」と探した結果、どのキャリアもまだ延命させているようで、ドコモでガラケーを契約しました。

USB-C充電だってさ・・・
いやー、マジでガチガチのガラケーでしたよ、これ。
念のため、ドコモショップで実物を触ったので分かっていたとはいえ、今更ながらガチガチのガラケーに触れることになるとは思いもよらず。
ただ、久々にガラケーを使ったのですが、マジで使いやすいですね、これ(笑)。
やっぱ偉大な発明ですわ。使ってみてよかった。
通話とちょっとしたメッセージのやりとりと考えると全然これでいいです、はい。
法人契約の番号、これでいいんじゃないかなあ、と真剣に考えてます。
ってか、マジで電話はこれにして、スマホ代わりに iPad mini を持ち歩くのが最強かもしれない。
と、改めて学びがあったわけで。
父の方は「これなら使いやすい」と喜んでました、はい。
無理矢理スマホ使わせなくても、ガラケー + iPad mini でいいかもしれないですね、年配の方向けには。
というか、意外と最強の組み合わせかも。
スマホはどこへ向かうのか? 41の視点で読み解くスマホの現在と未来 (星海社 e-SHINSHO)