「Mac OS X Snow Leopard」はアップグレード価格29ドルで、9月に発売
5月にも発売か?!と噂されていたSnow Leopardの発売時期が正式に発表された。2009年9月予定でリリース後に販売されるMacにプリインストールされるほか、現行のMac OS X Leopardからのアップグレードも安価で準備される(日本での価格は未発表)。
どうやら噂どおり64ビット対応が進められた様子。従ってメモリは最大16Tバイトまで利用可能になった。
それに伴い、パフォーマンスも向上された様子。インストールは45%高速化、ディスク容量は6Gバイト以上削減し、PDFのプレビューは1.5倍、JPEGのプレビューに至っては2倍速くなると発表された。
開発者にとっては、この「速度向上」の恩恵を受けるために提供された新技術「Grand Central Dispatch」の方が興味深いところ。
要約すると、マルチコアプロセッサ及びグラフィックスプロセッサを最大限に活用可能である、ということ。最近よく聞く「マルチスレッド」対応ソフトウェアの開発が容易になり、それだけ処理性能が高いソフトウェアの開発が比較的容易に可能になる。
恐らく、現行のCore2Duoを搭載したマシンでも多大な恩恵を得られると思われる「Snow Leopard」。
多分発売日に買います。