米ヤフー、GeoCitiesを年内に終了へ–個人ホームページ時代の終焉とともに
Geocities.comがとうとう終わることになった。最近のネットユーザには馴染みが薄いかもしれない。
その昔、個人ホームページといえばgeocities.comだった。特にあやしい系のサイトの多くはgeocities.comやfortunecity.comへアップされていた。
私もgeocities.comへサイトスペースを持っていた一人。あやしいサイトをやっていたわけではないが。
管理画面はもちろん英語。英語が苦手なくせに、いつの間にかコンピュータ関係の文章であれば読めるようになってきたのはgeocities.comとfortunecity.comのおかげと言っても過言ではない。
個人ホームページ時代の終焉、と謳われているが、確かにあの頃は個人ホームページが全盛だった。
ホームページとは言わず「ほめぱげ」と呼ぶのが流行ったり、UGサイトも随分と出来ていった。
まさしく「自由」という言葉がピッタリな時代。インターネット=自由、そんな時代だった。
それがいつの間にか個人ホームページは数を減らし、代わりにブログやプロフサイトなどの「お手軽自己サイト」がたくさん作られている。
それがいいことかどうか分からないが、少なくともgeocities.comが終了するということは一つの大きな歴史が終焉を迎えるということ。
ありがとう。