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ドメインを手放すときは要注意

新年早々、少々物騒な記事です。
仕事柄、普段からいろんなサイトを見て回るのですが、ここ数年、やたらと多いのが「ドメイン名とサイトが合ってない」サイトです。
ドメイン名はどう見ても建築会社のドメインなのに、サイトは何だか怪しいアフィリエイトサイト、にすらなってないサイト、だとか。
なぜこういうことが起きるのでしょう?

答えは簡単で、そのドメインはどこかの会社が使っていて、何らかの事情で手放したドメインだからです。

長年使用していたドメインはそれだけで価値がある、と言われています。
そのドメインで運用していたサイトへのアクセスが多かったのであれば尚更、そのドメインの価値は高い、とも。
それが本当がどうかは分かりませんが、アフィリエイトの指導やらアクセスアップの指導やらをやっている方々の中では、それが当たり前のように語られます。

置き換わったサイトがただのアフィリエイトサイトならまだいい方で。
中には詐欺の片棒を担ぐようなサイトになっていることもあります。

あなたの会社が使っていたドメインがいつの間にかそういうサイトになっていることもあるのです。
名刺に書いてあるURLでアクセスしたら、アダルトサイトに繋がった、そういう事も実際にあります。

私のように、このことを理解している人であれば「あーどっかに買われたなー」と分かりますが、もし分からない人が、あなたの会社のURLにアクセスしてアダルトサイトが表示されたら・・・

ドメイン管理費なんて高くて年間1万円ちょっと、だいたい年間数千円です。
その費用を削ったばかりに、会社にマイナスのイメージをもたらす可能性もあります。

一度取得したドメインはなるべく手放さないようにしましょう。
自社で管理が難しいようであれば、当方に管理をご依頼下さい。

また、当方でサイトを製作し、サーバやドメインの管理をご依頼いただいたクライアント様については、ドメイン解約後、移管の手続きを執られない場合、こちらで1年~2年ほど(更新1回分)無償でドメインを保有致します。
その間、少しでもドメインランクが落ちてくれれば、と考えての対応です。

こういった「なかなか分かりにくいトラブル」なども2022年からは記事として書いていきたいと思います。

写真: https://girlydrop.com

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