生成AIを業務で使い始めて約2年ほど。ガッツリと比率を上げて半年。
日進月歩どころか時進日歩と言えるレベルで変化しているAI界隈。振り回されてる感じもありますが・・・
前回の記事からいろいろと変化もあり、今がちょうど節目に感じているので、私たちなりに現時点で感じていること、私たちの取り組みとしての今後について、まとめておきたいと思います。
何を使っているか
エムティ・デザインとして現在はどの生成AIを使っているのか、と言いますと・・・(3月末からだいぶ変わりましたね)
核として使っているのは ChatGPT です。Proプランで使っています。
8月半ばまでは Claude を使っていたのですが、日本語が下手くそになったので ChatGPT に切り替えました。
Claude はプランを下げて継続契約中です。Fable 5.1 が気になっているのでまたプランを戻すかもしれません。
ChatGPTならCodexでしょ?と思われそうですが、 OpenCode をAIエージェントとして使っています。
OpenCode Zen / Go を契約し、GLM / Kimi-k2.7-code / Qwen を使っています。
この構成にして半月くらいになりますが、まだ満足いってる感じではなく、随時調整中です。
ターミナルは最近少し話題になってきた Orca を4ヶ月くらい前から使っています。
アップデートが頻繁で機能拡張も進んでいますので、これからが楽しみですね。
ただ、最近、少々重たくなってきたので、もう少し軽くならないかなあ、と思っています。
これ以外に Genspark を契約しています。
Genspark はいろんなAIからの回答を比較したい場合や簡単なイメージの製作など、雑用的な使い方をしています。
サイト製作でも使うことがありますが、頻度少なめになってきました。
どう使っているのか、使い勝手はどうか
他のバリバリ使っている人よりは頻度少なめかもしれませんね・・・
実際に使っている業務ごとにそういう使い方をしているのか、実際使ってみてどうなのか、をザックリとまとめます。
先に書いておきますが、こちらのコンテンツをAIが学習しない設定にしています。
サイト製作の場合
サイト製作ではほぼ全ての工程をAIと一緒に行っています。
スタートに当たっての企画やコンセプト出しの壁打ちに始まって、サイトマップ、ワイヤーフレーム、カンプデザイン、コーディング、WordPress組み込み・・・ほぼ全てにAIが関わっています。
AIを使うから楽になったよね?と思われるかもしれませんが、意外とそうでもないです。
他の業務でもそうですが、0 を 1 にする時にはAIの力はかなり頼りになります。が、1 を 10 にしていく過程では人の判断がたくさん必要になります。
WordPressでのサイト製作にあたり、プラグインを使うことも多いのですが、一部は自前で開発するようにしており、その部分にはAIを十二分に活用しています。
また、既に公開済みのサイトについても、コードのチェックやアップデート対応、セキュリティチェックなどもAIの力を借りて、改めて全体のチェックを進めています。
企画の場合
企画書を作る、企画を立てる・チェックする、という場合でもAIを使うことは増えています。
企画書を0から作る場合や企画を立てる場合、最初の壁打ちから AI を使います。
自分が見えてないところ、疑問に思っている点、不安に感じている点などを AI との壁打ちの中で探っていきます。
自分の頭の中にはないことがポロッと出てくることが多いので、ものすごく助かっています。
他社や他者の企画書をチェックする場合、企画書をそのまま読み込ませるわけにはいかないので、気になるけど自分で判断が難しいところを AI と壁打ちするようにしています。
また、どうしてもクライアントの情報ギリギリのラインで判断に困る内容があるばあい、ローカルLLMにてチェックをしています。
ザックリとまとめるところまでをAIと一緒に行い、その後で最終的な人のチェックが入ります。
アプリ開発の場合
新しくアプリ開発をはじめたのですが、これは AI をフル活用しています。
開発しているのは今のところ、私ではなく相方なのですが、かなりフル活用状態です。
私もいくつかアプリは準備しており、年内に1本リリースできれば、と思っています。
アプリに関しても、セキュリティにはかなり気を使っています。
その他
送られてきた請求書やこちらが作成した見積書、請求書などの整理は AIで行っています。
まだ自動化、というところまでは進んでいませんが、ファイル名の変更とフォルダ移動辺りまではほぼ勝手にやってくれます。
SNS運営の自動化・・・うちがあまりSNSを業務活用してないので、積極的な AI化はしていません。
タイトルの洗い出しや投稿のラフ案くらいまでは AI の力を借りていますが、実際の投稿文は私が作ってますし、写真も自分で撮ってます。
情報収集については、AIに関する重要かつ関係しそうな情報をまとめて朝イチで送ってもらう、というような事はやっています。
AIを活用してないこと
AIを活用してない事も多いですね。
世の中的にいちばん需要が多そうなメールの文面作成などは行っていません。そこは人の手で行いたいところ。
請求書や見積書の作成も同様に AI は一切使っていません。
ブログも今のところは完全に人の手で書いています。
AIでブログの記事を書くような事もやってみたのですが、読んでみるとちょっと違うんですよね。
ここは現在、いろいろと試している最中で、サイトの文面などにも応用したいところ。
細々した情報収集も結局は自分でやってますね。前述したこと以外は自分でチェックしています。
AI を使い続けてみて思うこと
要は「どのレベルの成果物を望むのか」に依る部分はとても大きいと感じます。
AIっぽい成果物で全く問題ないよ、ということであれば、何となく使っていても納得いくクォリティのものが出てくるでしょう。
そうではなく、高いレベルの成果物を求めるのであれば、結構いろいろとやることがあります。プログラミングなどをやろうと思うと尚更、いろいろと考えること、自分で手を動かすことは出て来ますし、やはりAIの基礎が必要になるでしょう。
そういう意味では日々の学習が大切です。
自分でサイトを作ってアップする、それだけなら誰でも、とは言いにくいですが、出来ると思います。
構成や文章、デザインなどでもっと訴求力を上げる、もしくは自分の理想とするデザインにする、となると結構大変ですね。
実際のところ、私もまだまだ使いこなせてるとは言えない状況。
常に100点の成果物が出てくるわけではなく、むしろ30点くらいの成果物を一生懸命100点に近付けることを日々行っている状況です。
それでもたまに120点の成果物が1発目からでてくることが・・・ないなあ・・・どう頑張っても70点ですねえ。
ただ、使う上でいろんなノウハウは溜まってきた気がします。
時々、活用法であったり、心構えを教える、ということも始めていますので、気になる方は問合せフォームよりお問い合わせください。



