なんて書くと一生懸命RAID対応のNASを売ってる皆さんが怒りそうです・・・
いや「全く役立たず」と言ってるわけではなく「過剰に期待するときついかも」という内容です。
そもそもRAIDとはなんぞや?と言いますと。
複数台のハードディスクを接続して、1台のハードディスクのように運用する技術のことです。
次にハードディスクの故障の原因の多くは使用時間によるものです。この場合の使用時間とはハードディスクがアクセスされている時間の事です。
RAID構成にする、ということは、例えば2台でRAIDを組むとすると、その2台のハードディスクには同時期に電源が投入されます。そして、片方のハードディスクにのみ書き込まれる、という事はあり得ず、同時に2台のハードディスクに書き込みが行われます。これはRAID1に限らず、全てのRAID構成に共通のことです。
ということは、勘のいい方ならお分かりかと思いますが、壊れる時期もほぼ同時期の可能性が高いわけです。
しかし、ハードディスクも機械ですので、ロット(製造時期)による差異があったりします。3台でRAIDを組んだ場合、そのうちの1台が壊れやすいロットだったら・・・と考えると、RAIDを組む意味はあるかもしれません。
というわけで、RAID構成にする場合はこういう点も考慮して投資するといいかと思います。決して「完全なバックアップ」として考えないように。
でも、ホームユースでここまで安価になると普通に導入考える価値はあるんですよね。
個人的にはバックアップは別ハードディスクに1日分をまとめて転送、が限りなくベストに近いと思います。
DVDメディアも意外と耐久性低いしねぇ・・・もう少し耐久性が高いメディアがないかしら・・・と考えるとMOが結構耐久性高いんですよね。12年前のMOメディア、この前正常に読み込めたし(笑)。