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意外と簡単?こうして調べてみる詐欺サイトの見極め方

さて、今までは詐欺サイトを「作られた」場合の対応をお届けしてきました。
残念ながら当該サイトについては公開されたままですが、調べたところ、様々なところで「詐欺サイト認定」が始まっています。これで被害がなければいいのですが。
今回は「利用する側が詐欺サイトを見極める方法」を私なりの方法で解説してみたいと思います。

先日、詐欺サイトの件で楽天市場さまに問い合わせを入れた時の会話で「詐欺サイトはたくさん作られていて、いたちごっこ状態です」というお話がありました。
また、同様の会話は大阪府警のサイバー犯罪対策課さまとのやり取りでもありました。
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そこで、私なりに詐欺サイトを見極める方法、というか、「こういうネットショップでは注文しない方がいい」というものを書いてみたいと思います。
なお、記載順に確認をしていくことでより精度が高まりますし、タイトルで判断せず、内容をきちんと読んでいただければと思います。

基本中の基本、ウイルス対策ソフトを導入しておく

まず、基本中の基本です。
ウイルス対策ソフトを導入しておきましょう。
最近のウイルス対策ソフトには詐欺サイト検知システムなども付いており、警察庁からの情報提供のもと、内容が随時更新されているとのお話を大阪府警の方から伺っています。
ですので、Windowsマシンはもちろんですが、最近ではMacでも導入しておく必要があります。
私もそのお話を伺って、今まで消していたウイル対策ソフトを再導入しました。
当方はパソコンの台数がそこそこあるのでこちらを使っています。


他にも各社Mac用の対策ソフトが準備されていますので、よく検討して導入されることをお勧めします。
性能等々、間違いないのは先程のESETと下記4社でしょうか。



「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」などのショップであれば詐欺サイトの可能性は薄くなります

これもまあ一概には言えないのですが・・・
「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」に出店する場合、審査が入ります。ので、基本的には詐欺サイトの可能性は大きく減ります。
なので、不安な方は「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」にてお買い物下さい。

ショップ名とURLが全く異なる

一般的にサイトのURLとサイト名は一致、もしくは非常に近い名称になっているものが多いです。
今回の当方が被害に遭ってる詐欺サイトもそうですが、大抵の詐欺サイトは「ショップ名」と「URL」が「全く異なります」。
なので、ショップ名とURLが全く別物の場合は少し疑った方がいいですので、次の手順を踏んでみましょう。

会社名と住所、担当者名はあるが電話番号が書いてない

通常運用しているほとんどのネットショップは電話番号の記載があります。
もしも電話番号の記載がなければ詐欺サイトの可能性があります。

検索してみる

例えば、”www.hogehoge.org”というURLだったとすると、”hogehoge.org”でgoogleやYahoo!Japanで検索をしてみてください。
その場合、ChromeなどはブラウザのURLを入力するところで検索できますが、そこではなく、GoogleYahoo!Japanを開いて、そのページの検索窓から検索をしてください。
また、メールアドレスが書いてあれば、併せてそのメールアドレスでも検索してみましょう。
詐欺サイトであれば、その旨検索結果に表示される場合が多いです。

会社名や住所で検索してみて、他にサイトがないか調べる

疑わしい感じになってきたら、記載されている会社名や住所で検索してみましょう。
恐らく、ですが、他にネットショップをやっていたり、サイトが公開されていたりするはずです。
もし同じ住所や社名でネットショップが見つかったら、それぞれのサイトの「会社名」や「ショップ名」を見比べてみましょう。微妙に異なるかも知れません。
また、運営担当者名や代表者名も比較してみましょう。
ネットショップでなくてもサイトが見つかるかも知れません。その時も同様に見つかったサイトに掲載されている情報と、ネットショップ側の情報を比較してみましょう。
もし異なるようであれば、検索で引っかかった方のサイトに電話番号の記載があるかと思いますので、そちらに電話をして「こういうサイトで注文しようと思ったんだけど、そちらが運営しているサイトですか?」と尋ねてみるといいかと思います。
また、お問い合わせフォームなどがあれば、そちらから問い合わせてもいいでしょう。

最終的に自分の身は自分で守る

インターネットが急速に普及しているので、これからもネットを使った詐欺は増えるでしょう。
そうなったときに、最終的には自分の身は自分で守るしかありません。
そのためにネットに関する正しい知識を身に付け、情報の見極めができるようにならなければならない時代が来ています。
このサイトでも「如何に自分で身を守るか」ということについては出来る限り情報を提供出来れば、と考えています。

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