By: mozzercork

デザインに心理学を「インターフェイスデザインの心理学」

最近、いろいろな本で「デザインと心理学」の関係について書いてあるものを見かけるようになった。
その集大成とも言える本をご紹介します。


By: mozzercork
インターフェイスデザインを心理学の視点から考えてみよう、という本です。
それを「人はどう見るのか」「人はどう考えるのか」など、行動などで分類をして解説しています。
「心理学」と聞くと、なかなか専門用語などもたくさん出てきて難しいイメージがあるかもしれませんが、専門用語は極力使われていません。
分かりやすい言葉と図で解説されています。
ただし、元が英語書なので、図などは海外のものがそのまま使われています。
また、インターフェイスデザイン以外にも、チームデザインという視点での解説もあります。
チームでの仕事の進め方を心理学的に分析し、解説してある部分もあり、様々な点で役に立つことがたくさん掲載されています。
そういう意味ではデザイナーだけではなく、エンジニアや一般ビジネスマンが読んでも学びの多い本だと思います。
何となく仕事に行き詰まりを感じている方や、デザインに理由を付けたい方、クライアントへデザインを説明する際に言葉に詰まってしまう方など、かなり幅広い範囲の方にお勧め出来る本です。
併せて心理学を勉強するとよりよいと思います。

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