先日、東京へ行った際、噂の「蔦屋家電」に行ってきました。
このタイミングで東京へ行くなら、行っておくべきだよね、という相方との共通見解のもと、二子玉川まで。
結論から言えば、とても満足かつ楽しめました。
1階はあまり家電の印象がありません。
いわゆるデジタルガジェット系は1階に集まっていて、Apple製品はもちろん、デジカメやパソコン関係、周辺機器類が並んでいます。
家電量販店のイメージとは大きく異なっていて、非常にシックなインテリアの中に並んでいます。
パソコンバッグなどは他のお店にないような商品もあり、気に入ったものも一つありました。が、購入には至らず。
個人的に惹かれたのは文房具類の品揃えです。
決して多いわけではないのですが、他店での取扱が少なそうなものが結構ありました。
高級文房具ももちろんたくさんあります。万年筆や革を使ったグッズ、アルミ製の重厚感溢れるペン立てなど。
文房具があるスペースにはテレビやレコーダーなども。なぜこの組み合わせなのかは不明ですし、正直、違和感しかありませんでした。
文房具にはいくつか気になる商品もありましたが結局は購入せず。
カフェスペースでは打ち合わせをしている人も多く、珈琲飲みながら仕事してる人も多い印象です。
2階では少し家電の印象が強くなったのですが、インテリア系の印象も併せて強く感じます。
冷蔵庫や洗濯機という一般的な家電品はもちろん、マッサージチェアなども。
観葉植物や食品などもあり、なんというか、オシャレなデパートという感じ。
冷蔵庫などは、見えるところにベタベタと価格や性能が書いた紙は貼ってありません。
持って帰って、家に置いたときのままの展示です。
これだと自宅に持って帰ったときが想像しやすくていいなあ、と。
冷蔵庫を開けると、中に価格の書いた札が置いてあります。
他の家電も基本的には「使っている様子を想定して」価格や機能比較などの張り紙はありません。
ましてや「現金特価!」などの派手なポップも一切なし。
そういうものに惑わされず、商品と向き合うことが出来ます。
これは消費傾向が変わってきたことに追随しているのでしょうね。
価格はもちろん大事な要素ですが、それ以外にも自分にとって合っている商品かどうか、を重視する人が増えてきたのかもしれません。
特に二子玉川という土地柄もあるのでしょうか。
私はこういう傾向が全国に広がってくれるともう少し家電量販店のイメージが変わるような気がするのですが。。。
というか、家電量販店に限らず「提案型」の店舗というのはもっと必要だと思いますし、そういう形で消費を訴求していく方法を取っていく方がいいような気もします。
と、いろいろと考えさせられたのですが、全体を通して言えるのは「行って良かった」の一言です。
また次回、東京に行くときには行きたいと思います。次はパソコン持って行ってここで仕事しようかな。