サーバを移動してからアクセスが大きく減った。
その理由の一つがアクセス速度の低下にある、と考え、phpアプリケーション(現状、具体的にはWordPressだが、他のアプリ含む)の高速化を検討した。
とりあえずサーバにはphp5がインストールされている。
まずはphpアクセラレーターの導入。Xcacheを導入したかったが、今回は堅めに「eAccelerator」と導入してみた。
導入の方法は
PHP5.2.0とeAcceleratorのインストールメモ [ZAPAぶろ~ぐ2.0]を参考に。というか、ほぼこの通りでインストール終了。
結果の計測はお約束の「ApacheBench」こと「ab」にて行う。
今回導入したサーバのWebサーバはlighttpdだが、たまたまapache2もインストールしていたため、abが入っていた。
ちなみにabのパラメータは「同時接続数が100で、リクエスト数が1000になるまで」にてテストしてます。
ab -n 1000 -c 100 http://hogehoge.com/index.php
・・・・全然変わらん・・・・
まあ、遅い原因の多くはMySQLにありそうだからな・・・・ということでMySQLをチューニング。
query_cache関係のパラメータを設定し、再起動。
再びab登場。
・・・・・おおおお!!随分早くなってるわ!!
Requests per secondの値だけですが
施工前:3.55[#/sec]
施工後:508.58[#/sec]
と劇的に早くなってます。というか、なんか施工前の値がおかしいような気がしないでもないです。
MySQLに関してはもっとチューニングの余地がありそうですので、もう少し早くなるかも知れません。
実際にブラウザで表示してみても、確かに体感で分かるレベルでの速度向上が見られます。
これでアクセス数がどうなるか、様子を見てみましょう。