WindowsからMacへ移行する時に注意すること【IT素人編】

最近、私の周りで数名の方がWindowsユーザからMacユーザに変わりました。
PCについて詳しい方ではないケースが数件あり、立場上、いろいろと移行のお手伝いをさせて頂きましたが、その中で「ああ、これは大変」と思ったことがありますので、メモ代わりに書いておきます。

メールの移行

今回、移行された方全てがOutlook Expressユーザでした。
Outlook ExpressからMacのメールへの移行を行ったのですが、これが実に面倒でした。
まず、WindowsマシンにThunderbirdをインストールし、OutlookExpressからThunderbirdへデータ移行します。
ThunderbirdのプロファイルフォルダをUSBメモリ等を使ってMacへコピーします。
(プロファイルフォルダは「C:Documents and Settingsユーザ名Application DataThunderbird」にあります)
コピーしたプロファイルフォルダを次の方法でMailで読み込みます。
[ファイル]-[メールボックスを読み込む]を選ぶとウィンドウが表示されます。
「データの読み込み元」で”Thunderbird”を選択し、次にコピーしてきたプロファイルを指定します。
Thunderbirdをインストールするのが面倒な場合やOutlookExpress上にあまりメールフォルダを作ってない場合はOutlookExpress To – OE5/6 Multi Converterを使うのもいいでしょう。このソフトをWindowsにインストールして、mbox形式にしたものをMacのMailで読み込みます。

By: Rudolf Schuba

アドレスブック

「筆まめ」などの住所管理ソフトからMacのアドレスブックへの移行はソフトによって考える必要がありそうです。
こちらで行った限りでは”vCard”形式でコンバート〜転送〜読み込みを行うと比較的うまくいきやすいようです。
この時、vCardのバージョン指定が出来るのであればvCard Ver.3形式で保存しておくとよいです。

ブックマーク

ブックマークは比較的コンバートしやすいものです。
参考:「Internet Explorerのお気に入りをSafariで使えるようにしたい
基本的には全てのデータを一度何らかの形にコンバートしてMacに持ってくる、という形になります。
移行のためにUSBハードディスクを一台準備してもいいでしょう。だいぶ値段も下がっていますし、バックアップを兼ねる形にもなりますのでデータの保全という意味での安心感もあります。
他に思いついたものがあれば、追記していきます。
[tmkm-amazon]B00CY922HE[/tmkm-amazon]

Share this post