出るぞ、出るぞ、と言われて、6月辺りから引っ張りに引っ張ったMacBook Air。大幅な価格改定からの2代目が昨日発売されました。
と言っても、前モデルが2010年10月発売なので、Appleとしてはかなり異例の9ヶ月目での大幅刷新。今でも普通に使用できるモデルなので、本当にかなり異例の事。どうやらCore2Duoの生産中止という背景があるようです。
それでもかなり異例のタイミング。
それだけ、Appleはこの「MacBook Air」というモデルを推しているということかもしれません。
肝心のスペックですが、大幅刷新となりました。
CPUはクロック数こそ1.6GHz/1.7GHz/1.8GHzですが、Core i5/i7を搭載。CPUレベルでの大幅速度アップが行われています。
ということは、ベースシステムはSandyBrigde。様々な部分での高速化、高機能化が図られているチップセットが使われています。
メモリは11インチ最安モデルは2GBですが、他のモデルは全て4GB。メモリ周りが1333MHzになっていることから、4GBになることでこちらも速度アップが図られています。
ストレージは最安モデルが64GB、11インチ上位モデルと13インチ下位モデルが128GB、13インチ上位モデルが256GB。前モデル同様フラッシュストレージです。
キーボードはバックライトキーボード。前モデルで削られましたが、新モデルでは復活です。
もちろんですが、Thunderboldポートを搭載しています。
OSはOS X Lion。最新のOSをバリバリと使える、そんなマシンです。
実は私が持っている前モデル(13インチ)には既にLionがインストールされているのですが、こちらでも何の問題もなく使えています。速度も申し分ありません。
ただ、個人的には写真の現像や音の編集をする時に「CPUパワーが足りない」と思っていたので、今回のアップデートは願ったり叶ったりです。
ようやくメインマシンであるMacBookProを持ち歩かなくて済むかもしれません。
この短期間でのアップグレード、Appleが向かおうとしている方向性が少し見えた、そんな気がします。
前モデルの「MacBook Air」で「未来のコンピュータの形」を垣間見せてくれました。そんなマシンをアップグレードし、OSを刷新。次はどんな未来を見せてくれるのでしょう。
しばらくはAppleから目が離せそうにありません。