一応、Web製作を中心としたプロモーションアドバイスを生業としているので、Facebookもチェックしている。
ただ、我々のFacebookに対するスタンスはそれほど積極的なものではない。
つまり、mixiなど、これまでのSNSに対しても積極的でなかったのと同じようなスタンスを取っている。
でも、それじゃいけない、と思い、セミナーに行ってみたり、本を買ってみたり、ネットでいろいろと調べてみたりした。
厳しい利用ポリシー
Facebookで最も特徴的なのは「実名登録」を推奨している点。いや、推奨というレベルではないな、強制、とも言える。
また、自分の顔写真を公開することも推奨している。
最近はあまり聞かなくなったが、顔写真を出してないとアカウント削除される、とか、どう見ても実名じゃないだろうと思われる名前だとアカウント削除される、とか、そういうことも言われている。
つまり、自分が何者であるかを明らかにしなさい、ということ。
リアルな自分とバーチャルな自分をきちんと繋ぎ込むことを推奨している。これが日本で受け入れられにくい一つの要因でもある。
そして、Facebookは「知り合いにしか友達申請が出来ない」というポリシーである。ここでも「リアルとヴァーチャルの繋ぎ込み」がガッチリと推奨されている。
実際は別に友達でなくても申請は出来るが、それは「ポリシー違反」となる。
一度に大量の友達申請を行うと、一時的に申請が出来なくなったりもするし、あまりにしつこいようなら、運営側に通報も出来る。
ポリシー通りに運用するならば、不特定多数へのアピールは出来ない、といっても過言ではない。
Facebookページ
では、不特定多数へのアピールは一切出来ないのか?と言われると、そうでもない。
不特定多数へのアピールを行うために準備されたのが「Facebookページ」である。
Facebookページは自分個人のページを作ることも出来るし、自分が運営しているサイトやブログのページ、はたまた会社のページを作ることが出来る。
そして、自分が開設した「Facebookページ」に[いいね]ボタンを押してくれた人に対して、そのFacebookページの更新情報が自動で送信される。
つまり、Facebookページさえ更新していれば、あなたの会社の最新情報や新商品情報、セール情報が勝手にばらまかれるのでメルマガやブログよりも訴求力がありますよ、ということらしい。
更新の容易さと他社サービスとの連携
Facebookは更新も容易である。
携帯やスマートフォン、iPhone、iPadからでもかんたんに更新が出来る。写真の添付も簡単だし、動画も貼り付けられる。
また、iPhoneなどのアプリやWebサービスにはFacebook連動出来るものもたくさんある。
いいねボタン
そして、チラッと前述したが、特徴的なのが[いいね]ボタン。
自分の友達が投稿した記事に対して、ポチッと[いいね]ボタンを押すと、その投稿に「〜が”いいね”しました」のようなメッセージが表示される。人数が多くなると「〜人が”いいね”しました」みたいな。つまり、何の反応があるか分からないブログを書くよりも、Facebookに書いた方が手軽に[いいね]してもらえるので書く気になる、と。
実はこの[いいね]ボタンはブログにも付けられる(ここは本題からずれるのでそのうち)。
と、私が考えるFacebookの特徴であったり、セミナーで「ここがFacebookのすごいところですよ」と言われる部分を書き出してみた。
長くなりそうなので、ここで一旦切ります。次はこの特徴を踏まえて、少し考察していきたいと思います。
続きは下記
Facebookに関する考察・その2 | OpenMediaLaboratory Blog
Facebookはこうやって使うといいかも(考察・その3)。 | OpenMediaLaboratory Blog