Mountain LionでWordPressが動作する環境を構築してみる

Mountain Lionになって、個人的にビックリしたのは「Web共有」がなくなったことです。
[システム環境設定]-[共有]の中に「Web共有」という項目があり、これをONにするとapacheが立ち上がって、ローカルでWeb開発が可能になる、という手軽さはWindowsにはないものでした(もちろん若干の設定は必要ですが)。
現在、いくつかの案件が同時進行で進んでいるのですが、全て試験サーバ上で開発を進めています。
が、サーバ環境を少し見直したいのと、ソース管理の方法を試行錯誤している中で、ローカルに開発環境を作る必要性を感じたので組んでみました。

※もっと詳しい記事を書きました。
Mountain LionでWebサーバ+PHP+MySQLを動作させる方法

MySQLをインストールしてみる

他のサイトでは”homebrew”を使うなどというのが流行っているようですが、私は利便性を考えてdmgからインストールします。
MySQLのサイトに行ってみます。
http://www-jp.mysql.com/downloads/mysql/
“Select Platform: “が”Mac OS X”になっているのを確認します。もし違うものになっていたら選択します。
10.8用のパッケージがないのですが、10.6用で大丈夫です。
“Mac OS X ver. 10.6 (x86, 64-bit), DMG Archive”の[DOWNLOAD]をクリックしてDMGパッケージをダウンロードします。
ダウンロードが済んだらダブルクリックしてマウントし、開いてみます。

まずは”mysql-(バージョン番号)-osx10.6-x86_64.pkg”をクリックしてインストールします。
一般的なインストーラが起動しますので、指示通りにインストールしていきます。
次に”MySQLStartupItem.pkg”をインストールします。こちらも上記と同様にインストールしていきます。
最後に”MySQL.prefPanel”をクリックすると[システム環境設定]に”MySQL”という項目が追加されます。
ここでMySQLの起動/停止が可能です。
とりあえずMySQLを起動しておきます。
その後、ターミナルを起動し、コマンドラインから”mysql_secure_installation”と入力し、設定していきます。
設定内容を細かく書くと長くなるので以下を参考にして下さい。
ぷちWiki – mysql_secure_installation

PHPの設定

PHPも止まってるようなので、設定します。
/etc/php.iniがないと思いますので、復旧させます。
/etc/の中に”php.ini.default”というファイルがありますので、これをコピーします。
[bash]
# sudo cp /etc/php.ini.default /etc/php.ini
[/bash]

サイト領域の設定

Lionまではユーザフォルダの中に”サイト”というフォルダがありました。それを作成します。
ユーザフォルダの中に”Sites”という名前でフォルダを作ります。
ターミナルからでもFinderからでも構いません。
ターミナルから作成する場合は下記コマンドで作成できます。
[bash]
# mkdir ~/Sites
[/bash]
その後、ターミナルからファイルを一つ作ります。
[bash]
# touch ~/Sites/.localized
[/bash]
これでユーザフォルダ内に”サイト”という名前のフォルダが出来ました。

apacheの設定

apacheの設定を変更します。
/etc/apache2/httpd.confの中に
[bash]
#LoadModule php5_module libexec/apache2/libphp5.so
[/bash]
という行があります。頭の”#”を消しましょう。
ファイルを開くのはviでもエディタでも何でも構いません。
viで開く場合は必ず”sudo”を忘れずに
[bash]
# sudo vi /etc/apache2/httpd.conf
[/bash]
次に事前にユーザフォルダに作った”サイト”フォルダへApacheからアクセスできるように設定をします。
どうやら/etc/apache2/usersというディレクトリ内にユーザフォルダ用のconfファイルを作成するのが推奨されているようですので、今回はそれに則ってみます。
下記”ユーザ名”は半角英数字で指定して下さい。
[bash]
# sudo vi /etc/apache2/users/ユーザ名.conf
[/bash]
内容は下記のようにしてみました。一般的な設定ですね。
.htaccessなどを使いたい場合は”AllowOverride All”などとしておくと楽でしょう。
[bash]
<Directory "/Users/ユーザー名/Sites/">
Options Indexes MultiViews
AllowOverride None
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
[/bash]
他にも私の場合、phpMyAdminをインストールし、”http://localhost/phpmyadmin/”でアクセスしたかったので、次の設定も入れました。
ユーザフォルダの”サイト”配下にphpMyAdmin用フォルダを作成。
[bash]
# sudo mkdir ~/Sites/phpmyadmin
[/bash]
この中にphpMyAdminのソースコードを解凍しておきます。
そして、apacheコンフィグファイルを作成
[bash]
# sudo vi /etc/apache2/users/phpmyadmin.conf
[/bash]
“phpmyadmin.conf”の内容は下記の通りです。
“ユーザ名”はご自身の環境に置き替えて下さい。
[bash]
Alias /phpmyadmin /Users/ユーザ名/Sites/phpmyadmin
<Directory "/Users/ユーザ名/Sites/phpmyadmin">
Options Indexes MultiViews
AllowOverride None
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
[/bash]
同じように開発環境や構築しているサイト毎に設定を入れていくといろいろ便利でしょう。
その後、apacheを起動します
[bash]
# apachectl start
[/bash]
これで無事にapacheが起動するはずです。
試しにphpinfoで設定を見てみましょう。
phpinfo用のファイルを作成します。
[bash]
# sudo vi /Users/ユーザ名/Sites/phpinfo.php
[/bash]
内容は下記の通りです。
[php]
<?php phpinfo(); ?>
[/php]
ブラウザから”http://localhost/phpinfo.php”へアクセスして、phpinfoの画面が表示されればOKです。
表示されなかったら設定が間違っている可能性があります。一度設定を見直してみましょう。
ローカルに環境があると簡単な試験であればすぐに出来ますので、かなり便利です。
Wordpressのテンプレート構築などもサクサクと進みますので、仕事も捗ります。
他にも簡単に環境を構築できるMAMPというパッケージなどもあるようですので、興味のある方はチャレンジしてみてはどうでしょう。
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