By: epSos .de

迷惑メールが送られてくる仕組みは意外と単純かもしれない(私が知ってる範囲で)

FBで迷惑メールの話題が出ていたので、私が知ってる範囲ではありますが、迷惑メールが送られてくる仕組みというか、流れを少しまとめてみたいと思います。
但し、あくまで私が知っている範囲でのことですし、情報は若干古い感もありますが、おおまかこんな感じでしょう。

自分の端末などから流出してスパムメールが送られてくる可能性は結構低い

By: epSos .de
スパムメールが届き出すと「流出?」と思う人も少なくないと思います。
確かに流出するケースもありますが、アプリなどから流出するケースは比較的少ないと思われます。
最近は流出が起こると、ネットで叩かれることも多いので、以前よりも相当気を付けているようです。
が、逆に技術力に問題がある個人や企業が安易にアプリ製作などを行っているケースもあるので、絶対に安全、というわけではありません。

Web上のサービスに登録したら、そこから流出する可能性もさほど高くない

次に疑われるのが、Web上のサービスに登録したケースです。
これもただ登録しただけでは、流出するケースは少ないです。
(ただ、そのサービスがクラックされ、個人情報を持っていかれた場合は別ですが)
しかし、中には個人情報を取得し、売却する目的でサービスを立ち上げるケースもありますので、登録する前にネットなどでサービスの評判や運営会社を調べておく必要はあるでしょう。

メール配信サービスについては、内容によりけり

メール配信サービスに登録しての流出は、そのサービスの内容によると思われます。
「まぐまぐ」などのいわゆる「配信スタンド」と呼ばれるところを介した場合、まず流出の可能性は低いです。
サイト自身がCGIなどを使って独自配信している場合、その配信している情報が「儲かります」系の場合、流出する可能性は否めません。
全てがそうだとは言いませんが、特に情報商材系の情報メールやアフィリエイト情報系のメールサービスなどに登録すると、そこから仲間にメールアドレスを回して・・・という流れで流出することはあります。

いちばん多いのはメールアドレス生成型

いわゆる「流出」に関しては全般的に可能性が低い、というのが私の見解です。
恐らくこれは今でも変わらないでしょう。
では、突然届き出すスパムメール、どうやってメールアドレスを知るのか?と言いますと、メールアドレスを自動的に生成し、総当たりでメールを送っているからです。
メールアドレスを生成するプログラムを使って、どんどんメールアドレスを作って、その生成されたメールアドレスにメールを送りつけ、届いたらデータベースに登録、ということを繰り返します。
そうやって、メールが届いたメールアドレスをどんどん収集していって、メールアドレスデータベースを生成していきます。
出来上がったデータベースはもちろんですが、同業他社に売られることも多いです。

結局、スパムメールは防げないので、せめて捨てメールアドレスを作りましょう

結論として、インターネットに関わる以上、スパムメールは防ぐことが出来ません。
ただ、捨てメールアドレスをgmailやYahoo!などで作成し、メールサービスやWebサービスの登録に使うことで、メインのメールアドレスの流出経路を減らすことは出来ます。
この程度しか防衛策がないのが非常に悲しいですが・・・

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岡嶋 裕史
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