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2009年のマイクロソフトはWindows7の発売を控え、サーバ系も相変わらず強いだろう

年始なので何となく予測みたいなのをテーマ毎に書いてみたい。
【概要】
ビル・ゲイツが正式に引退(2008年7月で引退)して、まともに迎える最初の1年。
そういう意味ではかなりの正念場である事は間違いない。

【Windows7】
2009年はWindows7が発売予定なのだが、果たしてどうなんだろう・・・という気がしないでもない。
いつもの如く、事前情報では「速度向上が図られていて、Vistaよりも速い」とか、「メモリ消費量も抑えられている」などと書かれているが、発売される際には「速度は半分、メモリ消費量は3倍」などという事にならないことをひたすら祈る。
私の周辺で Vistaを使っているユーザはほとんどいないのだが、そういう人たちが果たして「7」へ移行するかどうか、非常に疑問である。
【Windows Server/Hyper-V】
技術的にはほぼ別物だが、まとめてみた。
Windows Serverは相変わらず需要が大きい。内部的なファイルサーバなどではインターフェイスの関係でいまだにWindows Serverが強い。かといって、安定しているかどうかと言われると「?」だった。
今年はWindows ServerとHyper-Vを絡めた案件が増えるのではないか?と思っている。
しかし、運用してみるとただでさえいろいろと問題があるWindows Serverを仮想サーバとして使うのは個人的には少々疑問があるのも事実。
そういう疑問をどれだけ解消できるか、それが勝負のような気がする。
【XBox系】
すみません、全く分かりません。
【Web系】
2008年はSilverlightというFlashに対抗する技術を発表した。今年はSilverlightを普及させる年になる。
概要しか見てないが、開発言語が多彩であり、開発を行う側としては特殊な言語を覚える必要がないので非常に魅力的であるのは確か。
しかし、デザイナー的な視点から見ると、開発のためのGUI系インターフェイスがないに等しいので、普及に至るにはまだまだ時間がかかりそう。正直、現状ではFlashで事足りる。この辺りをどう打開できるかが勝負ではないか。
【全体的に】
2007〜2008年はAppleが非常に頑張った一年だった。
そんな中であまり存在感を表せなかったのがマイクロソフトではなかったか。
そういう状況を打開するために2009年は何か爆弾を持ってくるのではないか?と予想できる。その爆弾が「Windows7」でないことを祈る。
何か面白いことを今年こそはやって欲しい。

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