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SEOは本当に必要なのか?

ここ2年程、Web業界で「SEO」がブームである。

SEOとは、検索エンジンなどで上位にWebサイトを表示させるためのテクニック、という説明が適切だろう。
そのために、いろんなテクニックがあるのである。
かく言う私もSEOに関しては結構勉強した。

散々勉強した挙げ句、しばらくWeb制作から離れてしまった。
そしてまたWeb制作へ戻らなければならない可能性が出てきたため、いろいろと眺めているのだが、そこである疑問を持った。
「そもそもSEOって何なのだろう?」
検索エンジンというのは、ある法則に則ってWebサイトを評価する。その評価の結果が検索エンジンの「表示順」となって現れる。そういった「評価」を”研究”し、Webへ反映させるのが「SEO」である。

では、その「評価」の基準とは何か?
人気があるサイトである、ユーザビリティなどを考慮したサイトである、という点である。
この判断を自動化するのが難しいため、例えば「たくさんのWebサイトからリンクされている」事で「人気」を計ってみたり、「altタグに画像の説明が書かれている」事で「ユーザビリティ」を計ってみたりしたわけである。

もう一つ、意外と気付かない点として「ソースコードが綺麗である」という事も挙げられる。
WebサイトはHTMLという言語で書かれている。ベースはテキストファイルがメインである。そのテキストファイルとして描かれるソースコードが美しいという事は、それだけ読み込み速度が速いという事と遠からず一致する。

つまり、検索エンジンで高い評価を得るサイトというのは「ユーザに優しい」サイトと言えるのではないだろうか。
そう、真っ当にユーザのことだけを考えてサイトを構築すれば自然と検索エンジンの上位に表示されるのである。そう思うと「SEO対策」なんて無駄!と思ってしまうのは私だけだろうか。

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