WordPressで画像をアップロードすると、デフォルトでは自動的に3つのサイズの画像が作られます。
そして、記事に画像のリンクを貼ると、元々アップしたサイズの画像へリンクが貼られます。もし、元画像があまりにも大きかったら、画像へのリンクをクリックするとブラウザからはみ出るサイズの画像が表示されることもあります。
そういう時や、単純にファイルサイズを小さくするために使えるプラグインをご紹介します。
デフォルトで指定可能な画像サイズ
管理画面からデフォルトで指定可能な画像サイズは下記の通り、3種類です。
実際はこれ以外にも”function.php”などに記述することで決まったサイズの画像を自動生成することが出来ます。
そしてこれら指定したサイズの画像以外にも、アップロードした画像はそのままのサイズでサーバ内に残っています。
その元画像は、画像を記事などに貼り付ける際、リンク先の指定をした場合に「リンク先の画像」となります。
つまり、画像をクリックした場合に表示される元画像となるのです。
その元画像が大きいままだったら・・・結構大変なことになりますよね。
アップロードした画像のサイズを指定出来る「Imsanity」
クライアント様に画像をアップしてもらうと、デジカメで撮影した画像を調整せずにアップする方が多いので、先程書いた現象がよく発生します。
そういう場合にこの「Imsanity」プラグインを一つ入れて設定しておくと便利です。
このプラグインは”Wordpres Plugin Directory”に登録されていますので、管理画面から簡単にインストールできます。
インストールしたら、[設定]の中に[Imsanity]という項目が出来ていますので、それをクリックして設定します。
“記事”や”固定ページ”から画像をアップした場合や”メディアライブラリ”に直接アップした場合、その他テーマやヘッダ画像としてアップした場合など、それぞれ設定できます。
縦横それぞれ”0″を入れると、アップしたサイズそのままが元画像として保存されますので、変更したいものだけサイズ指定するといいでしょう。
“JPEG image quality”はJPEG画像の画質指定です。Wordpressのデフォルトが90ですが、このままだとちょっと画質が落ちます。
できれば”100″にしておくのがいいでしょう。
“Convert BMP to JPG”はBMP形式でアップされた画像をJPEGに変換してくれる機能です。これは”Yes”のままがいいと思います。
変更が終わったら、”Bulk Resize Images”で、既にアップされている画像でサイズオーバーのものを探し出すことも出来ます。
[Search Images…]をクリックすると、サイズオーバーの画像を検索してくれます。
もしサイズオーバーしている画像があった場合、その下にリストが表示されます。リストの下には[Resize checked Images…]というボタンがありますので、それをクリックするとリストに表示されている画像をその時の設定でリサイズしてくれます。
サーバの容量削減にも
画像のサイズが小さくなる、ということはファイルサイズも小さくなります。
結果的にサーバの容量削減にもなります。
画像のファイルサイズが小さくなるということは、画像の読み込み速度も必然的に早くなります。
これは必須プラグイン、といってもいいのではないでしょうか。
というわけで、「Imsanity」オススメです。
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