3D、やってますか?という言葉に反応する人がどれだけいるか分かりませんが・・・
以前よりお仕事などで時々触る機会のあった3D系。実は家具を平面にマッピングしていくソフトを作ったこともあります。
もう少しきちんと勉強したいなあ、とずっと思っていました。
先日、とあるお話をいただきまして、急激に3D熱が上がりました。結果がこの本です。
もう1冊買ったのですが、こちらはまた後日。
3DプリンタとBlenderの組み合わせでやるべきことを解説
まさに時代は3Dプリンタ!!という感じで、この本は3Dプリンタでの出力を最終目的として書かれているようです。
なので、内容的にもCGとしてグリグリ動かす、という目的ではなく、最終的に「物を出力する」という目的になっています。
だからか分かりませんが、Blenderで製作するものも机や椅子などという「静物」が多いのが特徴です。
だからといって基礎が疎かになっているわけではない
そうかといって、基礎的なことが書いてないわけではありません。
きちんとBlenderの基礎操作についても書かれています。
まあ、基礎の基礎、みたいな感じではありますので、きちんと覚えたい人はもう1冊くらい本を買った方がいいかと思います。
それでもこの本に掲載されているようなことはほぼほぼ出来るくらいの操作は覚えられます。
基本は「スクリュー」。そしてどうやったら3Dモデルになるかを見極める
この本を読むと、家具や調度品を作る上での基本は「スクリュー」つまり回転体であることがよく分かります。
なので、どうやらひたすら曲線を描く技術を鍛える必要があります。
また、どういう風に作ったら3Dモデルとして使えるのか?を考えて作る必要があります。
回転体の扱いにしても、どういう形をどの方向に回転させたらいいのか、きちんと展開できるようになる必要があります。
Blender初心者で、とりあえず3Dプリンタで出力できる何かを作りたい人には向いてる
全体を通して初心者向けの印象です。なので私にはちょうどいい感じ。
Blenderを使って立体物をどう作ればいいのか、ざっくりと分かります。勘のいい人はこの本とネットの情報だけでそれなりのものは作れそう。
出来れば、メニューが網羅されたり、もう少しノウハウが書いた本が1冊あると便利だと思います。
オススメの1冊です。