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SNSによって情報発信の広さと深さが変わることを知ろう

以前より常々クライアントなどに言っているのが「情報発信にはそれぞれの媒体(ツール)の性質を知った上で、それぞれに合った情報発信手法で発信を行うべき」ということです。
「情報発信」について少しだけ具体的に書いていきたいと思います。

今の時代、オンライン・オフラインそれぞれに様々な情報発信ツールがあります。
毎年増え続けるツール、変化するブーム・・・・付いていけない、と思っている人も多いでしょう。
ただ、ツールにはそれぞれ「性質」があります。それを見極めることで適切な情報発信手法を見極めることが可能です。

ここではオフラインツールは省きます。
新聞折り込み、テレビ、ラジオなどもうまく活用することでまだまだ効果はあります。

Facebook

すっかりオールドメディアになりつつある「Facebook」です。
我々は5年以上前からFacebookでの情報発信についてはあまりお勧めしていません。

Facebookの場合、「自分をフォローしている人」または「友達」に対しての発信になります。
Facebookページも同様にフォロワーに対しての発信になります。
自身のタイムラインの公開範囲でもちろん変わりますが、Facebookの書き込みが検索エンジンに引っかかるのはなかなか難しいです。

Facebookでの情報発信に向いているケースもあります。
いわゆる会員ビジネスというか、狭い範囲に対してのビジネスを行っている方々はFacebookページやグループで囲い込んでしまい、そこに向けて情報発信をしていく、というのは非常に効果的です。
このケースと同じような媒体が「Lineビジネス」ですね。

Twitter

イーロン・マスク氏買収後、いろいろとおかしな感じになっていて、今後どうなるか分かりませんが・・・現在、どこまで活用する意味があるか、というと、まだまだ強いという印象です。

Twitterの場合は文字メインであり、140文字という決められた文字数で言いたいことを表現する、という点が大きな特長であり、難しいところでもあります。
ただ、140文字で簡潔にまとめる必要があるため、文字での表現にしては伝わりやすい場合も。文章力が試されます。

「文字メイン」と書きましたが、写真や画像はやはり大事で、写真がある場合とない場合では注目度が変わります。できれば写真や動画と一緒にアップするのがベストです。

Twitterにもフォロー・フォロワーという機能がありますが、Facebookなどと比べると非常に緩く、鍵アカウントにでもしない限り、ツイート(書き込んだ内容)は誰でも閲覧可能であり、これがTwitterの大きな特長であり、強みでもあります。
見た目匿名でのフォローや投稿が出来るので、比較的フォローされやすいというメリットも。
ただ、フォローしてきた人が誰か分からないのでフォローされた側が不安になる場合も。

「リツイート」という、他人の書き込みを自分のフォロワーに広める機能があり、この機能がいわゆる「バズる」という現象を産み出します。

「バズる」と同じように、「炎上」という現象もTwitterならではかもしれません。
「炎上」が恐くてなかなか足を踏み出しにくい、と言う人が多いですが、普通に使っている分には炎上とは縁遠いです(私も10年以上使っていますが炎上したことはないです)。

たくさんの人に広めたい、自社ブランドの構築、様々な質問を受け付ける場など、活用法は幾多にも渡ります。

Instagram

ビジュアルで「ドーンッ!」と見せたい、インパクト勝負なのが「Instagram」です。
「映え」という言葉をメジャーにしたのはInstagram、インスタグラマーという職業も生まれました。

それだけにビジュアルに訴えかける情報発信が大事になります。
また、最近では「ストーリーズ」という「24時間で消える投稿」が注目度高いこともあり、ストーリーズを如何にうまく使うかが大事になっています。

「リール動画」という短い動画を投稿する機能も人気です。
ショッピング機能もあり、様々なショッピングプラットフォームと連携することで商品の販売を可能にします。

また、Instagramもフォロー・フォロワー機能があります。
フォローしてないアカウントの投稿も鍵アカウント以外は閲覧できます。

どうしてもビジュアル優先の情報発信になりますし、投稿する画像のクオリティもある程度高いものが求められます。

写真が動画中心の発信、見てもらう方が分かりやすい場合の情報発信に向いています。
また、ターゲットは以前は若い女性が中心でしたが、最近は意外とそうでもなく、幅広い年齢をターゲットに出来るようになってきました。

TikTok

最近、企業さんもかなり参入しているのがTikTok。
私たちは基本、お勧めしていません。今のところ無視していいと思っています。

動画中心のコンテンツになります。また、短い時間で見せる、という点が大事です。

若い人たち中心のサービスを提供している場合は力を入れてもいいかと思います。
企画がしっかりしていて、かつ、コンスタントに動画をアップする必要があります。

企画ができて、コンスタントに動画のアップが可能な会社であれば、取り組む意味はあるかも知れません。

ブログの活用

ブログの活用、と一言で書きましたが、かなり奥が深いので、ここではSNSと絡めたブログの活用について。

私たちは「SNSは客寄せで寄せたお客様をブログに誘導してファン化していく、という流れを作って下さい」とお願いをしています。

SNSだとどうしても投稿に制約があったりします。

なので、SNSで自分の会社の事業に興味がある人をターゲッティングし、そういう人たちを自社サイトであったり、ブログへ誘導していく、という流れを作ることで最終的にお仕事に繋がります。

あくまでSNSは入り口、ビラまきであったり新聞折込と同じ。
そこから自社サイトなどの直接ビジネスに繋がるところに誘導していきます。

「何かやる!」というタイミングで始めても遅い。普段からの投稿やファン作りが大切

私のところへのSNSに関する相談で多いのは「今度、イベントやるのでSNS始めたい」。

やる気を出してくれるのはとても嬉しいのですが、遅いんですよね、マジで。
普段から情報発信したり、フォロワーと交流したり、ということを続けていって初めて、イベントなどでの集客に繋がります。

普段からSNSでいろいろな情報を発信していったり、話題を提供していきましょう。
情報発信に慣れてきたら、閲覧者にとって有用な情報を発信するようにしましょう。

日々の発信が大事です。
諦めずに地道に続けてくださいね。

いわゆるリアルメディアについてもそのうち。最初にも書きましたが、まだまだ有用です。

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