サーバ会社の選び方・サーバのレンタル形態について

ちょっと今、自分が少し苦労してるので(苦笑)、記事にしてみたいと思います。
サーバ会社、どうやって選んでます?って、サーバ会社を選ぶきっかけがない人がほとんどかとは思います。
でも、ブログ始める人でも、最近はドメイン取って、レンタルサーバでWordPress使って、という人が増えてきていますし、そういう人たちをターゲットにレンタルサーバ始めようかな、なんて人もいらっしゃるかもしれませんので、何となく読んで頂ければ幸いです。

サーバのレンタル形態について

その前に、今現在、サーバのレンタル形態っていくつあるのでしょうか。ちなみにハウジングなどは含めていません。

専用サーバ

By: Az1568
いわゆる「1台貸し」です。サーバをハードウェア1台丸ごとレンタルします。
これだとサーバそのものについては自分のサービス・サイトのみの負荷になりますので、他者の影響を一切受けません。
ですので、規模が大きいサイトやアクセスが多大なサイトの場合に使用することが多いです。
また、最近ではメモリやHDDの容量が大きいものも増えてきましたので、専用サーバの中にKVMなどをインストールし、自前でVPS環境を構築する人も増えています。
基本的にはサーバの構築・管理・運用・障害対応など、ハードウェアや回線に起因するもの以外の対応は自分で行います。
金額もそれなりですが、最近は月6,000円くらいでレンタルできるものもあり、だいぶ下がってきました。

共用サーバ

いわゆる一般的な「レンタルサーバ」といえばこれです。
サーバの一部リソース(メモリやハードディスク、CPUなどの資源)を借りて、サイトデータを設置したりメールの送受信を行います。
他の利用者のデータが同じサーバ内に存在しますので、誰かがアホみたいに重いサイトを設置したり、アクセスがやたら多いサイトと同居した場合、多大な影響を受けます。
最近、かなり価格も落ちてきて、容量が少なければ年間数千円のサーバもあります。

VPS

最近増えてきたのがこれ。Virtual Private Server、略してVPS。
物理サーバの中に、仮想的にサーバを構築していって、それを貸してます。サーバ on サーバ、とでも言いましょうか。
共用サーバと専用サーバの中間、といったところでしょうか。
共用サーバに近い価格で専用サーバ並(“並”というのがミソ)の利便性を、という感じです。
他者の影響を受けないわけではありません。共用サーバほどではないにしろ、受けやすいです。元のサーバがダウンしたらもちろん落ちます。
こちらも専用サーバ同様、サーバの構築・管理・運用・障害対応などは自分で行います。
もしかすると今、レンタルするならいちばんお買い得なサーバかも知れません。

クラウドサーバ

これとVPSの違いが分かりづらいのですが・・・ほぼVPSみたいなものです、とザックリした説明ですみません。
Amazon EC2やWindows Azureなどがこの部類に入るのではないでしょうか。
クラウドサーバの特徴は、サーバリソースを自由に増やせることが出来る、ということでしょうか。
VPSの場合、契約時のサーバリソースから増やしたいと思ったら、別途サーバを契約し、そちらにデータを移動しなければいけません。
クラウドサーバの場合、契約したまま、管理画面上でリソースの増減が可能です。
ですので、負荷が増えたときだけメモリとCPUの使用割合を増やして、負荷が落ち着いたら元に戻す、ということが可能です。
こちらもサーバの構築・管理・運用・障害対応などは自分で行います。
価格としてはVPSと専用サーバの中間・・・と言いたいところですが、本気で使い始めるとすぐに専用サーバ並みになってしまいます。

どの種類のサーバを選ぶのか

用途に応じて選ぶサーバは変わります。
一般的にはやはり「共用サーバ」ということになるかと思います。
しかし、最近のブロガーさんたちの中には共用サーバではアクセスがさばけないのでVPSに・・・という人たちも増えているようです。
じゃあ、そこでVPSでいいの?という疑問もわいてくるかと思います。
基本的には、まず「共用サーバ」を借りてみる。
そこでサイトへのアクセスが「重い」と感じ始めたら、次のステップとして、もう少し性能のいい共用サーバにするのか、VPSやクラウドサーバを検討するのか、という流れになるでしょう。
このままではかなりの長文になりそうなので・・・
次の記事ではそれぞれのサーバについて、どういうサーバを選んだらいいのかを書いてみたいと思います。
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