By: Alec Perkins

メールを送ってエラーメールが返ってきたら、次の文字列がないか見てみましょう

サーバ管理などということをやっていると、いろいろな問い合わせがあります。
その中で比較的多いのは「メールを送ったけど、何か英文メールが返ってきた。メールがおかしい。どうにかしてくれ」という内容のものです。
この英文メール、内容をちょっと読めば、なぜそのメールが戻ってきたのか、分かるようになっています。
その簡単な見分け方を書いてみたいと思います。

問い合わせの中でいちばん多いケース、それが下記です。

メールアドレスがない、というケース

By: Alec Perkins
この場合、だいたい次の文字列が英文メールにあります。
 Unknown user
 User unknown
 Invalid Address
 Invalid recipient
「メールアドレスがない」ということは、
・送信したメールアドレスが間違っている
・そのメールアドレスは既に削除されていて使われてない
という事になります。
また、同じような事例で下記があります。

ドメイン名が間違っている、もしくは削除されている

「ドメイン名」とは、メールアドレスの”@”より後ろの部分です。
例えば、gmailの場合、”〜@gmail.com”というメールアドレスですが、この”gmail.com”というのが「ドメイン名」になります。
このドメインは「更新しないと削除」されます。
何らかの理由で、このドメイン名が削除された場合、もしくは入力したドメイン名が間違っている場合、次の文字列が英文メールに含まれます。
Host not found

相手メールボックスの容量が不足している

こちら、最近はだいぶ減ってきましたが、それでもまだ時々ありますね。
メールを送った相手のメールボックスが容量不足で受け付けてくれないケース、その時は次の文字列です。
over quota.
QUOTA exceed
local limit
allowed quota
Mailbox full
あまりにメールを溜められるとディスク容量を圧迫しますので、メールを収納する「メールボックス」の容量を制限しているサーバ会社・プロバイダがほとんどです。
その「メールボックスの容量」が制限を超えた場合、届いたメールの収納が出来ませんので、このメッセージと一緒にエラーメールを返します。
このメッセージ付き英文メールが届いたら、メールを送る相手に「メールボックスが一杯でメールが送れない」と教えてあげましょう。

メール送信先のサーバに問題がある

あまり見ることはありませんが・・・次のメッセージもあります。
No route to host
メール送信先のサーバが
・メンテナンス中
・障害
などでダウンしている時にこのメッセージ付き英文メールが返ってきます。
急ぎであれば、相手に連絡をしてその旨伝えましょう。
急ぎでなければ・・・やはり相手に連絡した方がいいでしょうね。

最近多い、フリーメールアドレスが無効になっているケース

最近増えているのが、このフリーメールアドレス絡みのメッセージですね。
フリーメールアドレスは手軽にメールアドレスが取れるし、容量もそこそこもらえ、なおかつWebメールがメインですので、外出先などでも手軽にアクセス出来るというメリットがあります。
反面、意外と知られてないのが「ある一定期間アクセスがないとアカウントが停止される」ということ。
その「アカウント停止」になっているメールアドレスにメールを送ると、次のメッセージが英文メールに添付され、返ってきます。
【Yahoo!メールの場合】
This account has been disabled or discontinued
【Gmailの場合】
The email account that you tried to reach is disabled
【Outlook.comの場合】
mailbox unavailable

エラーメールが戻ってきたら、冷静に英文を眺めて検索してみる

エラーメールが戻ってきたら、英文ということもあって、結構慌てます。
でも、あまり慌てずに冷静に英文を眺めてみましょう。
中には分かる単語もあるかもしれませんし、ヒントとなる単語もあるかもしれません。
分からなければ、メッセージの中からメールアドレスを省いて、googleで検索してみましょう。
それだけで分からなかったことが分かり、自分ですぐに対応出来ることも増えてきます。
それでも分からない場合、サーバ管理会社や詳しい人に投げてみましょう。その時は、出来れば、戻ってきた英文メールを一緒に送ると分かりやすいと思います。

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