Dockerが1.0になったのでインストールし直してみた / Mac OS X編

つい先日から「Docker 1.0リリース」の話題がIT系ニュースサイトを駆け巡っています。
それだけ業界的に注目度が高いプラットフォームがDockerということなのでしょう。
先日、Mac OS XにDockerをインストールする記事をアップしたばかりですが、1.0になり、インストール方法も変わってますので改めてインストールしたいと思います。

既にVirtualBoxはインストールされている、という前提で書きます。
もしまだの場合は下記からダウンロードし、インストールして下さい。
Download – Oracle VM VirtualBox

homebrewでインストールしたdockerを削除

前回は”homebrew”を使ってdocker関連パッケージをインストールしたので、削除しておきます。
[bash]"boot2docker"が動いているかも知れないので、まずは止めます。
$ boot2docker stop
使っていたDocker VMを削除します。
$ boot2docker delete
0%…10%…20%…30%…40%…50%…60%…70%…80%…90%…100%
アンインストールします。
$ brew uninstall boot2docker docker
Uninstalling /usr/local/Cellar/boot2docker/0.9.1…
Uninstalling /usr/local/Cellar/docker/0.11.1…
[/bash]

Docker 1.0 インストーラをダウンロード/インストール

今回は”homebrew”経由ではなく、インストーラを使います。
下記よりダウンロードして下さい。
Releases · boot2docker/osx-installer
Releases_·_boot2docker_osx-installer_·_GitHub
[Boot2Docker-1.0.0.pkg]ボタンをクリックすると.pkgファイルがダウンロードされます。
ダウンロードしたファイルを実行します。
Boot2Docker_for_Mac_OS_X_のインストール
画面の指示通り進めればつまづくところもなくインストール出来ます。
試しにターミナルより”boot2docker”を実行してみます。
[bash]$ boot2docker
Usage: boot2docker [<options>] {help|init|up|ssh|save|down|poweroff|reset|restart|config|status|info|ip|delete|download|version} [<args>][/bash]
同様に”docker”コマンドも動作するか試してみて下さい。

Docker VMの再インストール

Docker VMを再インストールします。
ここの手順では事前に古いVMは削除していますが、まだ削除してない場合は必ず”boot2docker delete”で削除して下さい。
[bash]$ boot2docker download
$ boot2docker init
$ boot2docker up[/bash]

環境変数”DOCKER_HOST”の変更【重要】

これでハマってる人が多いみたいです。
Docker Serverのポート番号が今回”4243″から”2375″に変わっています。
なので、環境変数”DOCKER_HOST”を”.bash_profile”などで設定している人は変更して下さい。
インストールの最後にもexport文が表示されますので、それをコピーして新しく貼り込んでもいいでしょう。
[bash]$ export DOCKER_HOST=tcp://localhost:2375[/bash]

正式版になったけど、ご利用は慎重に

正式版がリリースされたことで、今後、利用シーンが増えることは間違いありません。
また、様々な活用方法が今後出てくるでしょうし、ツールもどんどん増えてくるでしょう。
いろいろなサービスが対応を表明し始めていますので、これからどんどん広がりを見せるのは間違いないと思います。
ただ、自身の利用シーンに合わせて、計画的に使うことをお勧めします。
まあサーバを台数管理するのと変わりませんので、計画を立てて使いましょう。混乱します。
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