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2年前まで行っていた大学を辞め、放送大学に行くことにしました

2年前まで通信制の大学に行ってました。
しかし、仕事が忙しいと全く勉強できず、学費を払うばかりになりそうだったので一時休学。
2年間お休みして、その間いろいろなことがあり、再度大学に行くことにしました。
しかし、復学ではなく、別の大学を選びました。
Twitterを積極的にやってる人には有名かもしれません、あの「obake」先生こと岡部教授が学長を務める「放送大学」です。
https://twitter.com/__obake
なぜわざわざ以前行ってた大学ではなく、放送大学に替えたのでしょうか。
通信制大学・大学院の放送大学

毎年定額の学費を払うのか、単位毎に学費を払うのか、の違い

以前の大学は毎年定額の学費を払っていました。また、インターネットストリーミング授業は別途費用が必要でした。
これがだいたい毎年20万程度になります。
私は3年次編入でしたので、2年でうまく卒業できたとして40万円・・・しかし2年で取れた単位は卒業に必要な単位の半分ちょっとだったのであと2年行くとして更に40万円ほどが必要でした。
(サイト上では3年次編入で最短で卒業した場合、50万円と書いてあります)
放送大学の場合、定額の学費は不要です。受講する科目毎に受講費が必要です。試験代なども不要です、
ちなみに科目毎の学費は11,000円。1科目2単位です。
私が3年次編入で62単位必要ですので、卒業までに必要なのは単純計算で341,000円です。
(実際は予備でいくつか授業を受けるので400,000円は超えるかと思います)

他に必要な費用も異なります

以前の大学は、教科書代と参考書代が毎年4〜6万円必要でした。
更には試験が福岡で行われていたので福岡に年4回。いずれも1泊、初日が早朝の試験の時には2泊。
と、いろいろ計算すると直接的な学費以外に年間10万以上必要です。
放送大学の場合、教科書代は基本不要です。
一部の教科書及び教科書で補えない場合の参考書や辞書などは購入が必要ですが、それでもまあ年間20,000円くらいじゃないかな、と。
試験は長崎の学習センターで行われます。なので宿泊の必要もありません。

情報処理系以外の学習を

以前の大学は情報処理系でした。それはあくまで「学士取得」のための保険として、その大学を選びました。
仕事がそちらなので、大学で教えている内容と実際の業務とのギャップが思っていたよりも大きく、正直ガッカリした部分もありました。
今回は目的が少々異なり、学士取得も大事ですが、それよりも勉強したいことがある、というのが実際のところです。
以前の大学でもそれを勉強していなかったわけではないのですが、ボリュームは少なめでしたし、内容も浅めでした。
もう少し深く勉強したいと思ったので、今回放送大学で・・・と思った次第です。

長いスパンで学びの時間を

前述したような費用体系なので、「2年で卒業しなきゃ」という感じではなく、無理なく長いスパンで卒業を考えることが出来ます。
その方が気持ち的にも楽ですし、たくさんの科目を毎年押し込む感じではなく、無理のない数の科目に抑えることが出来ます。
ちなみに初年度の前期は5科目です。後期はまだ決めていませんが、会社の決算もあるので、多分少なめにすると思います。
前の大学では初年度前期12科目受けました。前期2回の試験があるので1回6科目。大変でした。

実は通信制大学の卒業は難しい

以前の大学に行っていて思ったのですが、試験を受けたときに試験の傾向が見えずに悩みました。
インターネット授業の科目は先生が話をしているのを画面を通してではありますが見ているので、大事そうなところはおおよそ察しが付きます。試験はだいたいそういう部分を中心に出題されていました。
しかし、本だけで自学自習する科目については何が出るのかさっぱり分かりません。なので隅から隅まで勉強する必要があります。
放送大学の場合、画面を通して、もしくはラジオを通しての学習になります。それでも隅から隅まで勉強しないといけないのは変わりませんが、まだ何とかなるのではないかと。

学びの機会を失いたくない

私自身は「死ぬまで勉強」と思っているので、出来るだけ学びの機会を失いたくないと思っています。
もちろん大学に行くだけが勉強ではないのですが、大学を出てない私としては、基礎学力が大学卒業の人よりはやはり低いことを感じています。
なので、自分の知識の再編成という意味も含め、改めて勉強することにしました。2年前まで通信制ではありますが大学に行ってみて、勉強できるのは面白いと思ったのも大きな理由の一つです。
世の中がいろいろと動きつつあり、様々な情報が錯綜している時代だからこそ、基本を押さえる意味での学習は必要かもしれません。

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